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【読書感想】「魔眼の匣の殺人」

「魔眼の匣の殺人」 今村昌弘 著


前作も含めて少しだけネタバレを含みます。

 

 

あらすじ

「屍人荘の殺人」の続編。

 

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主人公の葉山と剣崎は、以前ゾンビの溢れる騒動に巻き込まれたことから、それを引き起こしたとされる斑目機関について懸念していた。

そんな時、あるオカルト雑誌にその「ゾンビ事件とM機関を予言していた人物がいる」という記事を発見、2人はW県の山中を訪れる。

そこで高校生の茎沢と十色の2人、バイクのガス欠で困っている王寺、車トラブルで地元の朱鷺野に助けられた師々田親子らと会う。

 

彼らは各々の目的のため好美地区から真雁地区へと歩を進める。

そこには斑目機関が預言者を集める研究施設だった四角い建物、通称「魔眼の匣」と呼ばれる施設と「サキミ」と呼ばれる預言者が住んでいた。

サキミの予言は必ず当たる。

そしてこの時は「あと2日のうちに、この地で男女が2人ずつ、4人死ぬ」という予言の日だった。

真雁(まがん)地区に閉じ込められた彼らの中で、取材に来ていた臼井が突然の大地震による土砂崩れで死亡。

しかし高校生の十色は、その事故をあらかじめスケッチブックに描いて預言していた。

 

感想

前作はゾンビで、今回は予言(必中)。

どちらもミステリーの中にオカルトというかファンタジーが盛り込まれています。

前作同様、奇をてらった感もありますが、トリックは王道に近いというか。

作中にも、主人公がミステリー研究会ということもあり、「ミステリーでよくあるアレ」みたいな言い回しも多いです。

ただそれと納得感が得られるかは別の話であって、ちょっと勢いに乗せられてる気もしています。

でも読みやすい文章ですし、テンポはいいと思います。

 

シリーズ続編

続編なので、基本的に前作を読まないとよく分からないことになります。

ストーリーもそうですし、死んだ会長って誰?とかホームズって何?となり、人物像や人間関係もつかめなくなります。

 

今回は知ってたのでいいのですが、本にしてもゲーム、映画にしても、続編は続編ってわかりやすくしてほしいですね。

素直にナンバリングしてくれればいいのに、サブタイトルでつらつら書かれると分からないですし、ごっそりタイトル変えてる場合もありますし。

キングダムハーツみたいに1.5とかやられても嫌ですけどね。




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