今回はU-NEXTにて鑑賞。
ネタバレを含みます。

概要
舞台はどこだか知らないけれど、1980年代のドイツなんですかね。
いじめられていた少年・バスチアンが、いじめっ子たちから逃げるために駆け込んだ本屋・コリアンダー書店。
そこでたまたま「ネバーエンディングストーリー」という大きな本に出会う。
それを盗み出し、早速学校の屋根裏部屋で読んでみることに。
その本の中では、人間のような生き物や乗り物のカタツムリのような生き物の一行と、巨大な岩喰い男などの出会いのシーンから始まる。
両者とも、この世界・ファンタジアの女王を救うための道中だったため、合流して向かうことに。
ファンタジアは「無」によって危機的状況だったが、救いの希望となる女王も病を患っていた。
そんな中、世界を救えるのはアトレーユという少年とされた。
そこにちょうど女王の城に現れた少年・アトレーユは、女王を救う旅に出る。
しかしアトレーユの旅も上手くいかない。
力尽きて沼に沈み行くとき、巨大竜ファルコンが現れて彼を助ける。
ネバーエンディングストーリーを読んでいる間、バスチアンは自分がファンタジアと繋がっているのでは?と疑い始める。
またファンタジアの世界でも「女王を救うには人間の子供が必要」と言われ、アトレーユは困惑する。
その後、アトレーユはファンタジアの救出に失敗し、無が世界を崩壊させる。
しかし最後に残ったアトレーユと女王。
女王がバスチアンに「新しい名前をつけて」と語りかける。
ファンタジアの呼びかけに応じたバスチアンは、願いをかなえてもらうことになり、現実世界でファルコンに乗っていじめっ子たちを懲らしめる。
そして最後は冒険の旅へと旅立っていった。
感想
あくまで少年が本を読んでいて、その中の話。そのため、時々本を読んでいる少年のシーンに切り替わります。
この手法は好みが分かれそう。
私はテレビ番組のワイプとかスタジオの様子を映すとかが嫌いなので、ちょっと苦手。
最初から「ネバーエンディングストーリー」として描くパターンと、本作のように「作中にあるネバーエンディングストーリーという名の本の話」とするパターン。
どちらかというと、前者の方がいいなあとずっと思っていました。
しかしながら、最後はまさかの現実との連動。
という話でいいんですかね?
少年が妄想に取り憑かれ過ぎて、最後は龍に乗っていじめっ子を蹴散らす夢を…という可能性もあると思ってしまいましたが、そうではないんでしょうね。
実態がない「無」を食い止める話も、女王に名前をつければいいんですという話も、いつの間にか解決していました。
『「無」は人の空虚な心だそうで、それが増えてくると人は操りやすくなるし、ネバーエンディングストーリーのような夢の世界は消えてしまう…』という現代にも通ずる話もありましたが、それも瞬殺された豹のような敵(グモルク)がちょこっと語って終わりました。
ハリーポッターよりだいぶ前の話でファンタジー感は強いんですが…
女王を救うという目標があるにも関わらず、何か焦点がぼけているというか、掴みどころがありませんでした。
そして本当に「俺たちの冒険はこれからだ!」で終わったので、2を観ないと評価しづらいですね。
映像について。
ファルコンに乗ってるシーンはヘリコプター等で撮影したのと合成感が強いですし、建物等が崩壊するシーンは発泡スチロールなのかな。
ただ1984年当時にしては頑張っていたんだと思いますので、工夫って大事なんだなと思いました。