映画館でね。

あらすじ・概要
派遣社員のような主人公が地下鉄に乗っているシーンから始まります。
同じ車両には赤ちゃんが泣き出したのを怒鳴るサラリーマン。
それを見て見ぬふりして電車を降りると、元彼女からの電話。
別れたのにどうやら妊娠したので、病院にいるとのこと。
結論も出ないまま、電波が悪くなり電話は切れてしまった。
そのまま地下通路を進むと、なぜか同じような場所を繰り返して歩いていることに気づく。
そこでは「異変を見逃さないこと」や、「8番出口から外に出ること」がご案内に書かれていた。

主人公はこのループから脱出するため、必死に異変を探していく。
8番出口(ゲーム)の動画
8番出口のゲームについてはこちらをご覧ください。
感想
元々はゲームが原作。
ゲーム自体はある意味シンプルですが、これだけで1時間半くらいの映画作品をどう作るのかなと興味本位で見に行きました。
大半のシーンが同じ通路ですが、その地下通路の再現度合いはかなりのものでした。
ポスターまで全て一緒ではないですが、出口看板や通気口、電気室や消火栓、おじさんの動きなど。
ゲーム以外の追加要素もあって、それは予想外でした。
ただ、主人公は恐怖とか混乱があまりないんですよね。
元々、動揺するタイプでもなかったのかもしれませんが。
自分がそういう場に置かれたらどうなるか分かりませんが、すんなりと受け入れて対処している感じです。
まあギャーギャー騒ぐよりはいいかなと思いました。
細かい不満点というか違和感について。
まずは主演の方の年齢(ファンが多そうなので、先に申し訳ないと言っておきます)。
元ジャニーズなので若めの設定なのかも知れませんが、見た目はもうしっかり40歳過ぎ。
その割に元彼女自身やその会話、服装は若っぽいのが何かアンバランスでした。
普通に20代~30代前半の俳優さんはいなかったのかな。
おじさんは良い感じでした。
もう一つは主人公の喘息持ち(気管支?)の設定です。
こちらも喘息持ちの人には申し訳ないのですが…
特に前半の一人称視点で進むシーンですが、とにかく咳き込んで苦しそうな呼吸。
それが映画館の臨場感たっぷりなサウンドで続くので、こっちも聴いていて息苦しい上、シーンの進行的にもテンポが悪く感じました。
あんなに吸引機?使っちゃ駄目でしょうし…
前半は嘔吐するほどだったのに、後半にはなぜかすっかり治っていたので、何かを象徴させたのかも知れませんけどね。
あとはラストシーンになるので細かくは書きませんが…
そこは下じゃなくて上に行かないとクリアした感じが出ないなとは思いました。
ストーリーは分かるようで分からないような、という感じでしたが、全体的にそれなりには面白かったです。
いろいろ示唆はしてるようですが、それはそんなに気にしないことにしました。
基本的には通路のシーンばかりですが、それをカメラワークで何とか工夫してやってく感じ。
やっぱりゲームと同様に、数字がちゃんと増えているかどうか気にしちゃいますね。
ゲームを知ってから見に行った方が断然面白いとは思います。
映画館の工夫
今回、千葉の映画館に観に行ったのですが。

作品を観終わったあとに、こういった看板が再現されていました。


ポスターも貼られていました。
何か異変があるでしょうか?

おじさんは何故か切り抜き。
なお背景の青と黄色のマス目は元々こういうデザインの映画館です。

防犯カメラのポスターも。目は動きませんでした。

異変もなかったので、無事にゴールの階段で上がって出ていきました。
こういう工夫は楽しいですね。
