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【読書感想】『驚きの「リアル進化論」』

『驚きの「リアル進化論」』 池田清彦 著

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子どもの頃からポケモンやってると進化という言葉は身近ですね。

 

本書の概要

最初は「進化の歴史」ではなく「進化論の歴史」が書かれており、どちらかというと本書はそれがメインという印象。

なので、地球に生命が生まれて酸素が増え、一方で多細胞になり、恐竜がいて鳥類になって、爬虫類から哺乳類、さらに人類が誕生して…みたいな生物史の話はありますが、具体的な生物の話などはあまり出てきません。

進化論の軌跡として、ダーウィニズム、ネオダーウィニズム、そして著者が主張する構造的進化論などへと繋がっていきます。

進化論のダーウィンの家が太い(金持ち)ということも初めて知りましたし、ダーウィンの進化論にファーブルが異論を唱えたなどは全く知りませんでした。

 

途中から難しかった

キリンは樹上の葉を食べられるため首が長い個体が生き残りやすく、その結果として今の首の長いキリンだけになった。

ダーウィニズムはこんな感じです。

しかしファーブルはあるハチの例を出して「このハチは、あるムシを完璧なやり方で仕留める方法を本能で知っている。徐々に進化していくなら、このハチは狩りが未熟な段階があったはずで、それならとっくに全滅してる」(私の意訳あり)と反論しています。

これがダーウィニズムの完全否定になるのか私にはよく分かりませんが、これで否定されるらしいです。

そして否定されたうえで生まれたのがネオダーウィニズム。

遺伝子以外の要因で生物は遺伝が起こらない。

突然変異で遺伝子に少し異なる形質が現れ、それが環境に対して望ましい遺伝子の形質なら生き残る可能性が高く、結果としてそれが遺伝され、進化となっていく。

そんな感じがネオダーウィニズムだそうな。

ただ突然変異という言葉から連想するほど激しい変化ではなく、小さな変化であるというのがダーウィニズムの「徐々に」というところに近しいそうな。

なので、いくら突然変異(ミュータント)でも、亀が直立歩行して忍者になることはないようです。

 

ただ本書ではネオダーウィニズムにも不足があるとされ、そこから「構造主義進化論」という話になっていきます。

わたしには解釈が難しいのですが、進化の要因として遺伝子情報だけではなく、その遺伝子を取り巻く環境も影響するということのようです。

同じような遺伝子情報でも飢餓状態や気候変動などにも影響され、それによって異なる形質を獲得していく…と解釈しました。

私にはこれで限界。

 

感想まとめ

進化は複雑化はできるけど、単純化は難しいというのが少し新鮮に感じました。

人類が今から爬虫類に戻らないでしょうし、単細胞にはならないでしょう。

むしろ進化という言葉の意味が複雑化・多機能化とイコールに近い印象でしたが、必ずしもそれが正しいわけじゃないんだなと。

(そもそも生物の「進化」という言葉が「進歩」とは異なり、一般的には「退行」だって「進化」になりますしね)

 

それらを合わせて考えると、やっぱり機能を追加したり、何かを生み出したりすることばかり考えるのではなく、何かを捨てる方向にも物事は考えないといけないかなと改めて思いました。

生物学的な進化は私単独では無理なので、自分の中で進歩または進化していければ(生まれてから得られる特性を獲得形質というそうですが、そっちですね)と思います。

もしくはあまり退化しないようにしないとね。

 




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