おはようございます。
1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。
今日ご紹介する本はこちら。

瀬尾まいこさん著「ありか」です!!
本屋大賞2026ノミネート作品が発表されましたね。
今回ノミネートされた作品で未読だった、
瀬尾まいこさん著「ありか」を読んでみました。
この本のあらすじ
主人公、美空はシングルマザーです。
5歳の娘ひかりを育てながら日々子育てに、
仕事に奮闘します。
そんな美空は毒親育ち。
ひかりを育てながら自分が幼かったころのこと、
母親に言われた言葉。
そんなことを思い出し、
幼き自分と、
目の前にいる我が子を通して、
自分が毒親育ちだったことに気づくのです。
瀬尾まいこさん特有の、
不思議な人間関係がこの物語にも健在です。
今回は、離婚した夫の弟。
つまり、義理弟と、美空家族の繋がりが色濃く描かれていました。
子供を通して、
他者と繋がりをもった美空が見つける、
幸せの「ありか」について考えさせられる物語となっています。
感想
瀬尾まいこさんの本を読んだことのある方なら分かりますが、
今回も、
現実世界にそんな良好な人間関係が成立するのだろうか?
そう思わされる内容でした。
登場人物がいい人過ぎます。
美空と義理弟との関係もしかり、
保育園のママ友との関係もしかり、
パート先の人間関係。
つまり私は「羨ましいなぁ」そっちの感情が強いでした。
子育ての描写が多く、
分かる分かると共感する部分もありつつ、
こんなにも他者に恵まれている人の方が少ないのでは?
なんて思いもありましたが、
美空のように、
母親から毒づかれていても、
それに気づかぬうちに大人になった人もいるんだと思います。
夫に幾多の浮気をされたりなどなど。
その点は、現実世界ではとても辛いことだと思いました。
瀬尾さんの本はやっぱりあったかさがあるので、
読後感は穏やかな気持ちになる。
そんな小説なのでした。
どちらかというと、
子育て中の人や、かつて子育てしていた人に刺さる物語じゃないかなと思いました。
心に残った言葉
心に残った言葉を残しておきたいと思います。
親は自分以外の人間の未来を動かしてしまえる。
そこには、重いプレッシャーがある。
子育てしていると、本当にその通りで、
自分の接し方一つ、
経験一つ、
それこそ日々の食事、行動、
全てが未来につながっているわけで。
ふとした瞬間、これは誰のため?
なんて、思うことも多いです。
よかれと思って先回りしてしまったり。
そんなプレッシャーを感じながら、
親は試行錯誤に子育てしているんですよね。
過去を掘り返しても、
今ここにある以上のものは出てこない。
あの時、こうしていれば、
息子が生きていてくれたら。
毎日そんな日々ですが、
どんなに頭の中で、掘り返して、
想像して、たらればを並べても、
「今ここ」にある以上のものはないんだよなと、
改めて思う言葉なのでした。
引用文は瀬尾まいこさん著「ありか」より
おわりに
相変わらず、読めばほっこりするだろうなと思える、
安心感ある、瀬尾まいこさん小説なのでした。
大賞発表まで、
気になる本を読んでみようと思います。
皆さんはどのノミネート作品が気になりますか?
よろしければ教えてください。
以上、瀬尾まいこさん著「ありか」を読んだ感想でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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