
翌日のイベントをダイジェスト形式で手短にお伝えします。
※経済指標は、発表者の都合により日時が急きょ変更になる可能性もあります。※市場コンセンサスは、時間経過とともに変わることがあります。
更新日時:2026年3月31日 19時24分
日銀短観(1–3月期)|8:50発表
日銀短観は、日本企業の景況感を示す最重要指標であり、日銀の政策判断や円相場に影響を与える。特に大企業製造業・非製造業の現状DIと先行きDIは、景気の強弱を測るうえで市場参加者が最も注目する項目となります。
■ 発表数値の確認
大企業製造業DI(現状)
- 前回:15
- 予想:16
大企業製造業DI(先行き)
- 前回:15
- 予想:12
大企業非製造業DI(現状)
- 前回:34
- 予想:33
大企業非製造業DI(先行き)
- 前回:28
- 予想:27
■ 注目ポイント
今回の短観で最も注目されるのは、製造業の先行きDIがどこまで弱く出るかです。先行きDIが予想どおり低下すれば、企業が外部環境に慎重姿勢を強めていることが示され、日銀の追加利上げを急ぐ必要性は高まりにくいでしょう。
一方、非製造業DIは高水準を維持する見通しで、賃上げやインバウンド需要の強さを裏付ける可能性があります。ただし、先行きDIがわずかに低下する予想であるため、利上げ期待を大きく押し上げる材料にはなりにく、総じて、今回の短観は日銀の利上げ期待の押し上げにはつながりにくいかもしれません。
■ FX視点(USD/JPY)
- 製造業DIが強い → 景気の底堅さ → 日銀は急がないとの見方 → 円安方向(USD/JPY上昇)
- 製造業DIが弱い → 景気懸念 → 利上げ期待後退 → 円高方向(USD/JPY下落)
- 非製造業DIが強い → 内需の強さ → やや円安(影響は限定的)
- 非製造業DIが弱い → 利上げしにくいとの見方 → 円高方向だが反応は小さい
米国 3月ADP雇用統計|21:15発表
ADP雇用統計は、米国の民間雇用の増減を示す指標で、米雇用統計(NFP)の先行指標として市場の注目度が高い。雇用の強弱はFRBの金融政策に直結するため、金利・ドル相場の反応が大きくなります。
■ 発表数値の確認
ADP民間雇用者数(3月)
- 前回:63,000人
- 予想:40,000人
■ 注目ポイント
今回のADPは、米国の雇用の底堅さが維持されているか、あるいは減速傾向が強まっているかが最大の焦点です。予想を下回る弱い数字にとどまれば、米景気の減速懸念が強まり、FRBの利下げ観測が意識されやすい 一方で、予想を上回る強い結果となれば、雇用の底堅さが確認され、利下げペースの後ずれ(金利の高止まり観測)が再び強まる可能性があります。
■ FX視点(USD/JPY)
- 強い結果(予想超え) → 雇用の底堅さ → 金利高止まり観測 → ドル高・円安
- 弱い結果(予想以下) → 景気減速懸念 → 利下げ観測強まる → ドル安・円高
- 前回比で大幅悪化 → リスクオフ → 円高が進みやすい
- 予想通りの弱さ → すでに織り込み気味 → 反応は限定的
米国 2月小売売上高|21:30発表
米小売売上高は、米国の個人消費の勢いを示す重要指標であり、GDPの大部分を占める消費動向を把握するうえで市場の注目度が高いです。特に「総合」と「除自動車」は、基調的な消費の強さを判断する際に重視されます。
■ 発表数値の確認
小売売上高(前月比)
- 前回:-0.20%
- 予想:0.50%
小売売上高(除自動車/前月比)
- 前回:0.00%
- 予想:0.30%
■ 注目ポイント
今回の小売売上高では、寒波の影響があった中で、消費がどこまで回復しているかが最大の注目点です。予想どおりプラスに戻れば、米景気の底堅さが確認され、金利の高止まり観測が強まりやすいとみられます。
一方、予想を下回る弱い結果となれば、消費減速が意識され、FRBの利下げ観測が再び強まる可能性があります。
■ FX視点(USD/JPY)
- 強い結果(総合・除自動車とも予想超え) → 消費の底堅さ → 金利高止まり観測 → ドル高・円安
- 弱い結果(予想以下) → 消費減速 → 利下げ観測強まる → ドル安・円高
- 総合は強いが除自動車が弱い → 市場は慎重 → 反応は限定的
- 総合・除自動車とも弱い → 景気懸念 → リスクオフ → 円高が進みやすい
米国 3月ISM製造業景況指数|23:00発表
ISM製造業景況指数は、米国の製造業の景況感を示す代表的な先行指標であり、景気サイクルの転換点を捉えるうえで市場の注目度が高い。50を上回れば「拡大」、下回れば「縮小」を示すため、金利・為替市場への影響が大きい。
■ 発表数値の確認
ISM製造業景況指数(3月)
- 前回:52.4
- 予想:52.3
■ 注目ポイント
今回のISMでは、製造業の拡大基調が維持されるかが最大の焦点です。予想どおり52台を維持すれば、米景気の底堅さが確認され、金利の高止まり観測が意識されます。一方、中東情勢の悪化を受けて50割れに近づくようであれば、製造業の減速懸念が強まり、FRBの利下げ観測が再浮上する可能性があります。
■ FX視点(USD/JPY)
- 強い結果(予想超え・52台維持) → 景気の底堅さ → 金利高止まり観測 → ドル高・円安
- 弱い結果(予想以下) → 景気減速懸念 → 利下げ観測 → ドル安・円高
- 50割れに近づく弱さ → リスクオフ → 円高が進みやすい
- 予想通りの小幅低下 → すでに織り込み → 反応は限定的
| 時刻 | 国・地域 | イベント | 前回 | 予想 |
| 6:45 | ニュージーランド | 2月住宅建設許可(前月比) | 1.9% | -- |
| 8:50 | 日本 | 1-3月期短観 大企業製造業 | 15 | 16 |
| 8:50 | 日本 | 1-3月期短観 大企業製造業予測 | 15 | 12 |
| 8:50 | 日本 | 1-3月期短観 大企業非製造業 | 34 | 33 |
| 8:50 | 日本 | 1-3月期短観 大企業非製造業予測 | 28 | 27 |
| 8:50 | 日本 | 1-3月期短観 大企業全産業設備投資予想(前年度比) | 12.6% | 3.6% |
| 9:30 | オーストラリア | 2月住宅建設許可件数(前月比) | -7.2% | 5.5% |
| 10:45 | 中国 | 3月RatingDog 中国製造業PMI | 52.1 | 51.5 |
| 17:00 | ユーロ圏 | 3月製造業PMI | 51.4 | 51.4 |
| 17:30 | イギリス | 3月製造業PMI | 51.4 | 51.4 |
| 18:00 | ユーロ圏 | 2月失業率 | 6.1% | 6.1% |
| 21:15 | アメリカ | 3月ADP雇用統計 | 63,000 | 40,000 |
| 21:30 | アメリカ | 2月小売売上高速報(前月比) | -0.2% | 0.5% |
| 21:30 | アメリカ | 2月小売売上高(除自動車/前月比) | 0.0% | 0.3% |
| 21:30 | アメリカ | 2月小売売上高(コントロールグループ゚) | 0.3% | 0.3% |
| 22:45 | アメリカ | 3月製造業PMI | 52.4 | 52.4 |
| 23:00 | アメリカ | 3月ISM製造業景況指数 | 52.4 | 52.3 |
| 23:00 | アメリカ | 3月ISM支払価格 | 70.5 | 73.8 |
| 23:00 | アメリカ | 3月ISM新規受注 | 55.8 | -- |
| 23:00 | アメリカ | 3月SM雇用 | 48.8 | 49 |
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。