3週連続掲載となったハンターハンター!
冨樫先生が納品した分は毎週公開されると考えて良さそうですかね?
何にせよ、毎週ハンターハンターが読めるのは、やっぱり最高……!
ということで今回は、No.403『成果』の感想を書いていきます。
※ジャンプ本紙の画像は貼っておりませんがネタバレを含みますので、ぜひ本紙を先にお読みください。
- 狙われた第1私設兵長バルサミルコ
- 第9王子ハルケンブルグの念能力「少年は残酷な弓を射る(グリマル・レ・ディソナンス)」
- バルサミルコに憑依した第9王子ハルケンブルグ
- 第1王妃ウンマの強々鼻DNA
- 第3王子チョウライの守護霊獣の能力、未だ不明
- 第8王妃オイトへの手紙を公開
- 第9王子ハルケンブルグが鍵を握る?
狙われた第1私設兵長バルサミルコ
402話で自身のブーツに毒ガスを仕込み、第9王子ハルケンブルグの暗殺に動き出した、第1王子私設兵長のバルサミルコ。裁判中にバルサミルコが証言台に立てば、法廷内にいる第9王子を毒殺することが距離的に可能だった模様(でも成功率は2%未満)。
早速行動を起こしたバルサミルコでしたが、時すでに遅し……第9王子は先手を打っていました。
自身の念能力(後述)で部下の魂を憑依させた第1王子私設兵・ビクトを囮にし、バルサミルコの注意を引きつける。そして死角から念の矢でバルサミルコを射る。このような策を練っていたのです。
第9王子は裁判により自身の部下と引き離されているタイミングで第1王子ベンジャミンの刺客が暗殺しに来ると踏み、罠を張っていたのだと思われます。
毒を噴霧する装置をブーツに仕込み、わざわざ自分から暗殺に乗り出したバルサミルコさん……まんまと狙い撃ちされてしまいました。でも「吸引させれば確実に殺せる毒」なんて代物が出てきた時点で、バルサミルコさんの死亡フラグはビンビンでしたよね。
第1王子私設兵は全員が軍人で念能力者。これほど有利な状況で必殺の毒まで持っていたらパワーバランスが完全に崩れちゃいますから、メタ的に見てバルサミルコさんが追い込まれるのは必然……
第9王子ハルケンブルグの念能力「少年は残酷な弓を射る(グリマル・レ・ディソナンス)」
第9王子の念能力の名前が403話で明かされました。
「少年は残酷な弓を射る(グリマル・レ・ディソナンス)」。
「少年は残酷な弓を射る」というのは小説(映画)のタイトル、「グリマル・レ・ディソナンス」はクラシックの楽曲名?(ちょっとよくわからなかった)のようです。
シャレオツ!それでいて第9王子が付けそうなネーミング!
能力の詳細について、以前明かされた分はこちらの記事にまとめております。
本記事では403話で新たにわかったこと(推測含む)を書いていきます。
- 念の矢には、部下以外に第9王子支持者の意志(魂)も利用可能
- 第9王子自身の意志(魂)も射出可能
- 壁などの遮蔽物を貫通できる
- すでに操作されている人間でも操作可能(操作系は早い者勝ち理論が通用しない)
- 矢で射た対象者の意志(魂)を乗っ取った場合、対象者の記憶も引き継げる
- 矢で射た対象者に乗り移った意志(魂)は、対象者が死ぬと元の体に戻る
4は第1王子の推察、5と6は私自身の推察です。
まず5について。後述する第9王子が乗っ取ったバルサミルコは、第1王子と何ら問題なく会話できています。第9王子はバルサミルコの記憶を引き継いだ上で乗っ取っているのでしょう。
まだビクトを乗っ取った第9王子の部下は、軍用手話を使いこなしていました。これもビクトの記憶を引き継いでいるからこそできたことだと思われます。
次に6について。第9王子は矢で射られた対象者が死んだ場合、その人物に宿った意志はどうなるのか検証中でした。
実験台になったのは第1王子私設兵のシカク(遊戯王の人)と、第9王子の部下。シカクに憑依した部下に自決させたところ、部下が意識を取り戻しました。が、その意識が誰のものかまでは、まだ描写されていません。シカクと部下、どちらの意識かはわかりませんが、おそらく後者でしょう。
第9王子は部下との間に上下関係はないと思っています。そんな性格からして部下を駒として使うとは考えにくい。しかも支持者である一般人まで矢にできてしまうなら、なおさら能力を使いたがらないでしょう。
その上で能力を使いまくり、しかも今回は自分自身の魂をバルサミルコに憑依させてます。つまり検証の結果、矢として使った人物の意志(魂)が元の体に戻ることがわかったから能力を使いまくっているのではないでしょうか?
もし6が推測通りなら、第9王子の能力マジで強すぎますね……
部下や支持者を矢として使い、その者は意識を失ってしまうものの一時的。矢として再利用可能。
デメリットが小さすぎないか……?でも実物の矢は弾丸と違って壊れなければ何度でも使えますから、再利用可能なほうが自然なのかな……?
バルサミルコに憑依した第9王子ハルケンブルグ
シカクが操られているとしか思えない行動を取ったことから、第9王子の能力は操作系であると踏んでいた第1王子。
第9王子の攻撃を食らった可能性があるバルサミルコ(バルサミルコが接触しているであろう時間に第9王子の能力に伴って起きる鳴動があったため)からの連絡に対し、疑念を抱きます。
もしバルサミルコが第9王子に操られている場合、何らかの理由を作って第9王子を暗殺せず戻ってくるだろうと。
案の定、バルサミルコは第9王子に乗っ取られていました。しかし何もせず戻れば第1王子は疑うだろうと先読みしていた第9王子。「暗殺完了後に戻る」と第1王子に伝えます。
バルサミルコが操作されているとしら想定外の返答だった第1王子は、「本当に操作されているの?」とさらに疑問に……しかし、バルサミルコが第9王子暗殺という『成果』をハッキリ示すまでは、信用しないと決心したようです。
ここらへんは第1王子の危うい部分ですよね。性根はやはり脳筋で直情的。客観的に状況を判断できる参謀が彼には必要だと思います。その参謀であるバルサミルコが操作されてしまったのはかなりマズイ……
そしてバルサミルコに憑依したことで意識を失った第9王子。支持者に囲まれ病室のベッドで寝ています。
バルサミルコ(第9王子)が第1王子に連絡したことを信じるならば、病室にいる自分の肉体にはすでに毒ガスを噴霧済み。やがて肉体は死に、魂はバルサミルコに入ったまま行動。第9王子自ら第1王子を暗殺するという感じでしょうかね。
第9王子の念の矢として魂を使われ意識を失ったとみられる支持者・ウォーリオ=ペイが、カイザルとの面談で「第9王子は間もなく死にます」と言っていることから、自分の肉体的な死を含めて計画しているのだと思いますが……
仮にバルサミルコの毒で第9王子の肉体が死んだ場合、彼の魂はバルサミルコの中に残り続けるのでしょうか?
肉体的な死は王位継承戦において脱落として扱われないのでしょうか?
このあたりは後の話で回収されるのを待つしかなさそうです。
第1王妃ウンマの強々鼻DNA
前話で第11王子フウゲツから各王子に渡された、第10王子カチョウの手紙兼遺書(司法省がでっち上げたもの)。今話で第1王子に手渡された手紙の内容が明らかになりました。
それは、第9王子は第1王妃ウンマの実子であるということ。つまり第1王子、第4王子(ツェリードニヒ)、第9王子はお母さんが同じです。
第9王子は第2王妃ドゥアズルの子どもということでしたが、何かしらの取引?が王妃野間であり、親子関係が偽装されていたようですね。
たしかに第1王子、第9王子は第1王妃と顔がそっくり。特に鼻。隠しきれぬ強々鼻DNAが子どもたちに反映されていました。
なぜ気付かなかったのか……クロロの件から鼻には注目していたはずなのに。
そして第1王妃は第9王子のことを寵愛している様子。第1王子・第4王子よりも、第9王子に王位を継承してほしいと思ってるっぽいですね。
まぁこの3人の中なら第9王子一択なのは間違いありません。が、まだ謎が多く第1王妃の真意は不明なまま。
- なぜ第9王子を実子として公開していないのか?
- 第2王妃とどのような取引があったのか?
- 第1王妃の強々鼻DNAが第4王子に受け継がれていないのはなぜか?
なんなら第1王子関連の秘密はまだあり、司法省が切り札として握ってる様子。
う〜ん本当に複雑で読み切れない……(「ここはすでに判明してるよ!」という点がありましたら、教えてください!)
第3王子チョウライの守護霊獣の能力、未だ不明
謎のコインを吐き出し続ける第3王子チョウライの守護霊獣。何の意図・効果があるのかずっと考えている第3王子ですが、答えは一向に出ておりません。
わかっているのは、コインに書かれた数字が最初は「1」で、10日経つと「10」になることくらい。
第3王子の部下は念の存在すら知らなかった者たちで、彼らの意見を聞いても答えにつながるようなものは出てこず……第3王子はやきもきしており、一時協力関係にあるクラピカにヒントをもらおうとしているようです。
困ったときのクラピカくん。
今話の最終コマで、手紙を公開する件を伝えるべくクラピカと第8王妃オイトが第3王子の部屋に向かっていました。第3王子としてはクラピカに質問する大チャンスがめぐってきましたね。
でも第3王子は守護霊獣が吐き出した得体の知れないコインを手当たり次第に人に渡しまくってます……もしクラピカが見て「これヤバいっすよ」って言ったらどうするのでしょう?効果のわからない硬貨を渡しちゃって大丈夫なのでしょうか?なんてね。
第8王妃オイトへの手紙を公開
クラピカの念講習が第2回目を迎えようとしています。それにあたりクラピカは、第8王妃宛に第10王子が残した手紙を、全ての王子に公開するつもりのようです。
主な目的は2つ。
まず上位王子との摩擦を避けつつ、継承戦の均衡状態を保つこと。
「少なくとも第14王子は上位王子に関するリーク情報を握っていない」ということを明かし、かつ第10王子の意志を尊重してもらうようプッシュすることで、無駄に警戒されたり潰し合ったりする事態を回避しようとしているようです。
もう1つは、手紙の内容を公開すると知らせることで、その前に上位王子のほうから接触してくる可能性があること。
手紙の内容によってはバラされたくないことが公になってしまうかもしれません。特に黒い噂が多い上位王子たちは懸念するでしょう。
もし第14王子の手紙にバレたらマズイ情報が書かれていると考えた王子がいた場合、「停戦協定を結ぶ代わりに手紙の公開を控えてほしい」と条件を出してくることも期待できます。これならクラピカの狙い通り。もちろん「期待できる」程度であり、そんな王子はいない可能性もクラピカは考えているようですが……手紙の公開がどのような効果をもたらすでしょうね。
ただ、公開するのは第8王妃に送られた手紙だけ。
第10王子(センリツ)はクラピカ個人にも手紙を用意しており、そっちに超特大爆弾情報が書かれている様子。第8王妃の手紙を公開することには大した意味は無いのでしょう。少なくともクラピカたちが不利になる情報は記載されていないと思われます。
また、クラピカは「船外に出た王子は謎パワーで死んでしまうこと」も手紙経由で知りました。そしてこれをチャンスと捉えている模様……船外に出られないなら、王位継承戦から抜け出す選択肢が狭まるように思いますが、何を考えているの!?クラピカくん!?
まさかキミもセンリツたちと同じで、他の王子を船外に出して暗殺するなんて考えてるんじゃ……?
クラピカ!センリツ!やはりキミらは身も心もマフィアなのか!?
第9王子ハルケンブルグが鍵を握る?
最初は王位継承戦に後ろ向きで、ナスビ=ホイコーロの殺害や自殺まで決行していた第9王子がここに来て大暴れですね!
特に第1王子の右腕であるバルサミルコの体に入り込めたのはめちゃくちゃ大きい……
第1王子はバルサミルコの意見をかなり尊重していますから、第1王子を言葉巧みに操ることも可能。もちろん第1王子の近くにいるなら暗殺だってできてしまう……
念能力と権力で圧倒的に有利だった第1王子に危険が迫ってますね。しかも第1王子は私設兵を刺客として他の王子の部屋に送ってますから、裸の王様も同然……
第9王子の動きが今後の鍵を握ることは間違いなし!!