
やっと国会も動き出しようで・・
長い空白期間でした。
今回の選挙で感じたことをちと、つらつらと・・
「政治は“理屈”より“雰囲気”で動く」を強く感じた選挙でした。
政治が本来扱うべきなのは、
・税と再分配
・社会保障
・外交・安全保障
・財政と成長戦略
といった地味で複雑な現実です。
ところが選挙や支持拡大の場面では、こうした話はほとんど前に出てきません。
代わりに使われるのが、
- 「日本を取り戻す」
- 「国民のための政治」
- 「敵は◯◯だ」
- 「この人しかいない」
といった感情に直接作用する言葉です。
これはもう、理屈を理解させるというより、
気分を作り、空気を支配する技術に近い。
催眠商法とそっくりな構造
催眠商法の基本構造はこうです。
- 不安を煽る
- 世界を単純化する
- 救世主を提示する
- 疑う人を「敵」にする
- 考える時間を与えない
政治の世界でも、驚くほど同じことが起きています。
特に選挙期間中は、
- 情報量は多いが中身は薄い
- スローガンが連呼される
- SNSや動画で同じ主張が繰り返される
これは集団催眠に近い状態です。
「考えなくていい」という甘い誘い
催眠商法が強いのは、
「あなたは考えなくていい」
「私を信じればいい」
というメッセージを含んでいるからです。
政治も同じで、
- 難しい政策は説明しない
- 専門家の話は「陰謀」にする
- 反対意見は「売国」「非国民」にする
こうして思考停止が正義になります。
考え続ける人ほど疲れ、
疑わない人ほど楽になる。
これは非常に人間的で、だからこそ危うい。
目が覚めた人から、静かに離れていく
面白いのは、
年を重ねるほど政治的熱狂から距離を取る人が増えることです。
それは無関心ではなく、
- 同じ手口を何度も見た
- 言葉と結果のズレを知った
- 「煽り」は一時的だと理解した
という経験による免疫なのだと思います。
催眠商法に一度引っかかる人はいても、
同じ手口に何度も騙される人は少ない。
催眠が解けたあとに残るもの
催眠が解けると、派手な言葉は色褪せます。
残るのは、
- 数字
- 制度
- 実際の暮らし
- 静かな不満
そして「誰が何をしたか」という事実だけ。
政治を“信じる”のではなく、
距離を取って眺めるくらいが、
ちょうどいいのかもしれません。