提供:HOLICC
HOLICC(ホリック)のバックパックであるOneは、重いと言われるバッグです。
Oneの口コミを調べていると、「重い」「自重がある」といった重さに関する声を見かけることがあります。実際にOneの重量は1.4kgと、割と重めのバッグ。しかし、実際に使ってみると印象は少し変わります。数字だけを見ると確かに重そうなのに、荷物を入れて背負ってみると、想像していたほどの重さを感じないのです。
この記事では、Oneの重さについて、数値と体感の両面から正直に検証していきます。Oneのレビューや重さが気になっている方の参考になれば幸いです。
- ホリックOneは重い?自重と「体感の軽さ」を正直に検証
- 使ってわかったホリックOneの疲れにくさ(体験談、感想)
- 荷物量で選ぶ|OneとOne miniの違い
- まとめ|ホリックのOneは「数字以上に軽く感じるバッグ」

ホリックOneは重い?自重と「体感の軽さ」を正直に検証

HOLICCのOneは、圧縮機能や上下二層の分割構造を備えた、機能性の高いバックパックです。その分パーツ数も多く、つくりも非常に頑丈。スペック上の数値だけを見ると「少し重そう」という印象を持つかもしれません。
しかし、実際に荷物を入れて背負ってみると、その印象は良い意味で裏切られます。数値から想像するほどの重さは感じにくく、むしろ安定感のある背負い心地が印象に残りました。
まずは、概要等を整理したいと思います。
Oneのスペック概要
まずは、ホリック Oneの重量や容量など、基本的なスペックから整理します。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 容量 | 最大28ℓ(圧縮部分12ℓ込) |
| 重量 | 1.4kg |
| 寸法 |
高さ:46cm |
| PC | 最大17インチ |
| 価格 | 28,000円 |
ホリック Oneの容量は最大28リットル。
PCスペースは17インチまで対応しており、一般的なノートPCの中でも最大級クラスを収納できます。サイズとしては、かなり余裕のある設計です。そんなOneの自重は1.4kg。同容量帯のスクエア型ビジネスバッグと比べると、やや重めの部類に入るでしょう。
参考までに、アウトドアブランドの20〜30リットルクラスのバックパックでは、自重1kg前後のモデルが多い印象です。こうして数値を並べてみると、「大容量で1.4kg」と聞いて重そうに感じるのも無理はありません。
実際、片手に持つとそれなりの重さは感じます。ところが不思議なことに、荷物を入れて背負うと数値ほどの重さは感じにくいのです。
むしろ1〜2泊程度の荷物をしっかり詰めたときのほうが、「あれ? 思っていたより軽い」と感じる場面が多くありました。
軽量なフレームなしバックパックとの比較

バックパックは用途に応じてさまざまなタイプがありますが、大きく分けると「フレームあり」と「フレームなし」の2種類に分けられます。
フレームなしのバックパックは、いわゆるUL(ウルトラライト)系に代表される、軽さを最優先した登山用リュック。自重が非常に軽く、数字を見るととても魅力的に感じます。
実際、ライトハイキングなどで使われるフレームなしの登山用リュックは、手に持つと驚くほど軽いです。ちなみに写真右(→)のバッグの重さは500gなので重さはOneの約3分の1。ただし、荷物が増えてくると形が崩れやすく、重さが下方の一部に集中しやすい傾向があります。
その点、ホリックのOneは自重こそありますが、バッグ自体がしっかりと形を保ちます。荷物が中で安定しやすく、荷物の重さが増えても実数値よりも負担を感じにくく、意外にも楽に感じる場面がありました。荷物が重くなるほど、その効果は実感できました。
このように、軽量さが魅力のバッグと背負い比べてみて、数字の軽さと、実際の背負いやすさは必ずしも一致しないということを改めて実感しました。
Oneが背負った瞬間に軽く感じる理由とは?
Oneの自重は1.4kg。数字だけを見ると、決して軽いバッグではありません。ところが実際に荷物を入れて背負ってみると、思っていたより軽いと感じます。このギャップの理由はOneの上下に分かれた二層構造にあります。
収納が上下に分かれていることで荷物の配置を調整し、重心をコントロールできる設計になっています。具体的には重い荷物を体に近い位置、かつ上部に寄せて収納できるため、数値ほどの重さを感じにくいのが特徴です。
この構造こそが、Oneが数値以上に軽く感じる最大の理由であり、他のスクエアバッグとの決定的な違いだと感じました。
HOLICC公式サイトの『設計のネライ』には、次のように書かれています。
登山家にはよく知られていることですが、重いものをリュック上部や背中に近い部分にパッキングしたほうが軽く感じます。これは、支点となる肩や背中からの距離が近いところに重いものを入れたほうが揺れが少なくなるからです。
本当にここに書かれている内容の通りなので、是非読んでみてください。
▶︎ 設計のネライvol.1- リュック自体の質量より背負ったときに感じる重さが大事
使ってわかったホリックOneの疲れにくさ(体験談、感想)

僕はホリックのOneを通勤シーンや休日に使っているので、実際に1日背負ったときの負担感や、疲れ方を改めてまとめてみたいと思います。
ここでは、1日使って感じた肩・背中への負担と、長時間背負っても疲れにくかった理由の2点に分けて整理していきます。
1日使って感じた肩・背中の正直な感想

何度も触れていますが、Oneの自重は、率直に言ってやや重めです。ただし、実際に荷物を入れて背負ってみると体感としては意外と軽いと感じます。
通勤はもちろん、休日に丸1日背負って出かけることもありますが、肩や背中に強い疲れが残ることはありませんでした。重さを意識する場面が少なく、長時間の使用にも向いているバッグだと思います。

ある日の持ち物は、合計で3.7kgでした。書類やファイルを多く持ち運ぶ必要があった日で、Oneの自重1.4kgを差し引くと、中に入れていた荷物の重さは約2.3kgということになります。
正直、数字だけを見ると「重そうだな」と思いましたが、実際に背負ってみると、とても楽に感じました。唯一、電車で荷物を持ち替える場面で、バッグを片手で持ったときだけは重いなぁと感じました。
それでも、1日使い終えたあとも、肩や背中が楽なままだったのは、実際に使ってみて嬉しかったポイントです。
長時間使っても疲れにくかった理由

実際に長時間背負ってみて、「これはラクだな」と感じた理由は、大きく分けて2つあると思っています。
ひとつは荷室の配置。
もうひとつはショルダーハーネスの作りです。
まず、収納が上下に分かれていることで、荷物の重さが一か所にギュッと集まらない感覚があります。
背中の高い位置に重さが寄ってくれるので、背負った瞬間から体に近いところで安定してくれて、本当にラクでした。歩いているときも、バッグの中で荷物がゴロゴロ動く感じがほとんどなく、重いはずなのに、あまり重さを感じないという不思議な感覚。歩行中の揺れが少ない分、体感的な負担がかなり軽いと感じられました。
もうひとつ印象的だったのが、高密度の低反発素材を採用したショルダーハーネスです。一般的によくある、すぐに沈み込んで肩に吸い付いてくる低反発素材のような感じではなく、形を保ったまましっかり支えてくれる感覚があります。
荷物が多い日でも肩に食い込まず、荷物の重量を感じにくかったのは、このハーネスのおかげだと思います。
さらに、チェストストラップを留めると、バッグが体にピタッと固定されて安定感が一段アップ。長時間歩く日や、荷物が多い日は、迷わず使いたくなる装備でした。
ちなみに、このショルダー部分のフォームについて、密度が高いものを別注で作っているそうで、ブランドのこだわりがうかがえます。公式ページでは詳しく説明しれているので、チェックしてみてください。
荷物量で選ぶ|OneとOne miniの違い

バッグ選びは、荷物の量や使い方、ライフスタイルによって最適解が変わります。
HOLICCには、Oneの使いやすさや基本的な機能はそのままに、サイズをひと回りコンパクトにしたOne miniも用意されています。Oneシリーズの構造や考え方は共通しているので、自分のライフスタイルに合わせて選べるのが嬉しいポイントです。
ここでは、ホリック Oneが向いている人とOne miniが向いている人、それぞれどんな違いがあるのかを整理していきます。
OneとOne miniの収納量・サイズ感の違い
OneとOne miniの違いを数値で見ると、Oneの方が容量は7ℓ大きく、重量は約200g重くなっています。下記に、スペックを比較して概要にまとめてみました。
| 項目 | One mini | One |
|---|---|---|
| 容量 | 最大21ℓ (圧縮部分10ℓ込) |
最大28ℓ (圧縮部分12ℓ込) |
| 重量 | 1.2kg | 1.4kg |
| 寸法 | 高さ39cm 幅28cm 厚さ12cm |
高さ46cm 幅28cm 厚さ13cm |
| PC | 最大16インチ | 最大16〜17インチ |
| バリエーション | 3種類 | 1種類 |
| 価格 | 25,850円 | 28,000円 |
僕はOneもOne mini、どちらも愛用していますが、一番大きな違いは上部収納のサイズ感だと思っています。
One miniは全体的にコンパクトな分、上部収納スペースも削られてはいるのですが、結論から言うとまったく問題ありませんでした。たしかにOneに比べるとやや浅くはなっていますが、普段使いで持ち歩く荷物なら、十分すぎるほどの容量があります。
荷物が多い日でも安心感があるのがOne。必要なものをスマートに持ち運べて、軽快に使えるのがOne miniといった感じです。
どんな人にOne/One miniがおすすめ?
身長170cm・体重60kgの日本人標準体型の男性が背負い比べると、こんな印象です。どちらもバッグの横幅は同じですが、高さに違いがあるため、Oneのほうがやや縦長で存在感のあるシルエットに見えます。
ホリック Oneが向いている人
PCや書類、ガジェット類など、荷物をしっかり持ち歩く人にはOneが向いています。
重さのある物を上部収納に入れると、体感的に軽く感じやすいのですが、Oneはこの上部収納が広く確保されているのが大きなポイントです。
モバイルバッテリーやポータブルスピーカーなど、サイズは小さくても意外と重さのあるガジェットを持ち歩く人には、Oneのほうが使いやすいと感じました。
容量重視で、安定感や安心感を重視したい人には、Oneがおすすめです。
One miniが向いている人
荷物が少なく、軽さや取り回しの良さを優先したい人にはOne miniが最適です。Oneの使いやすさはそのままに、よりコンパクトで軽快に使えます。
PCの持ち運びも問題なく、特に小柄な方や女性の場合は、One miniのほうが体格とのバランスが取りやすいと感じました。
One miniについては、別記事で詳しくレビューしているので、気になる方はそちらもぜひチェックしてみてください。
▶︎ ホリックのOne miniを徹底レビュー|街も旅でもちょうどいい小型のスクエアバッグ
まとめ|ホリックのOneは「数字以上に軽く感じるバッグ」
ホリックのOneは、スペック上は決して軽量なバッグではありません。自重は1.4kgと、数値だけを見ればやや重めに分類されるでしょう。
しかし、実際に荷物を入れて背負ってみると、その印象は大きく変わります。背負った瞬間の安定感や、1日使い終えたあとの疲れにくさは、単なる重量の軽さだけでは説明できません。上下二層構造による重心設計や、安定感のあるパーツなど、細かな設計の積み重ねが体感の軽さにつながっていると感じました。
数値と体感が良い意味で一致しない。荷物が増えても重さを意識しにくく、長時間背負っても違和感が残りにくい。通勤から休日のお出かけまで、安心して使い続けられるバッグだと思います。
軽さをスペックだけで判断せず、実際の使い心地で選びたい方にとって、Oneは一度チェックしておいて損のない存在です。設計思想や細かな仕様についても、公式サイトで詳しく紹介されていますので、ぜひあわせて確認してみてください。
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