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スペインツアー旅行記①|ユーラシア旅行社「華麗なるスペイン紀行」11日間体験記(準備・マドリード・トレド)

ユーラシア旅行社の添乗員付きツアー「華麗なるスペイン紀行」11日間に参加した旅行記です。マドリード、トレド、セゴビアなどを巡ったスペインツアーの体験をまとめました。2025年5月下旬に、夫婦で参加した旅です。

私達にとって初めてのスペイン訪問でしたが、歴史ある建造物や美しい街並み、美味しい料理の数々に何度も感動する素敵な旅になりました。

この記事では、各種あるツアーの中から自分に合うツアーを選ぶポイントや、実際の体験談を中心に、旅の全体像を詳しくご紹介します。これからスペイン旅行を検討されている方や、夫婦でのツアー参加を考えている方に役立つ情報をお届けできれば幸いです。

それでは、2025年5月下旬出発のスペイン11日間の旅、スタートです!

 

旅の準備編

ツアー選択のポイント

行きたい場所がしっかり盛り込まれているかが大切

私たち夫婦にとって「ここだけは絶対に見たい」と思っていたのが、アルハンブラ宮殿とサグラダ・ファミリア。この2つの入場観光がしっかり組み込まれていることを最優先に、ツアーを選びました。

サグラダ・ファミリア
パラドールにも泊まりたかった

また、スペインには「パラドール」という国営のホテルがあります。修道院や古城を活用した宿泊施設で、眺望も歴史も楽しめるのが魅力。なかでも、アルハンブラ宮殿の中にあるパラドールと、絶壁の上に立つロンダのパラドールにはどうしても泊まりたくて、どちらも宿泊が確約されたツアーに決めました。

崖の上に立つロンダのパラドールは、まさに絵になる風景でした
旅行時期の決め方 暑さを避けて、ひまわりの咲く季節へ

スペインは夏になると40℃を超える地域もあります。体にこたえる暑さの中での観光は避けたかったので、比較的過ごしやすい5月下旬の出発を選びました。それでもスペイン南部では38度くらいの中での観光となりました。

5月下旬はちょうどひまわりの季節でもあります。日本よりはるかに広い面積が一面のひまわりに覆われている景色はぜひ自分の目で見てみたいと思ったのも、この時期を選んだ理由のひとつです。

アンダルシア地方のひまわり
自由時間の過ごし方を考えて必要なら予約する

私が参加したツアーは日本から添乗員が同行するツアーでした。スペインではマドリードとバルセロナで自由時間があり、夕食も各自でとる日がありました。こういう時、添乗員さんが夕食を案内してくれたり、ツアーでは行かなかった観光スポットに案内してくれたりします。

私はバルセロナではツアーに含まれていなかったガウディ建築を自分たちで予約して見に行ったり、バルセロナから車で1時間ほど離れたモンセラート観光は、Veltraで現地発着ツアーを探して出かけました。

カサ・ミラは日本出発前に予約して行った

スペインはオーバーツーリズム気味で、どんな観光スポットも予約が必要なことが多いです。現地についてからよりは、日本出発前に予約しておくのがおススメです。

Veltraの現地ツアーで出かけたモンセラートの記録はこちらです。

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最大人数とバスの座席を確認

スペイン周遊旅では都市間の移動はバスを使うことが多いです。バスの座席を1人で2座席取れることが確約されているツアーだと、長時間の移動も少しは楽になります。隣の座席に人がいると、それが家族だったり親しい友人であっても、ストレスになります。2人で2座席確保できると、手元に荷物を置いておけるので、体温調整のために服を取り出したりするにも楽です。1人で2座席確保するツアーは、最大人員が20名以下のことが多く、その分ツアー代金は高くなりますが、移動で疲れてしまったり、あげくの果てに体調不良になってしまってはもともこもないので、移動のバスの状況はよく確認しましょう。

今回のツアーは11人で大型バスでした(バルセロナ以外)。座席の後ろに人がいないことも多く、シートをリクライニングさせることもできて快適に過ごせました。

MUSTで持って行くもの

パスポートとクレジットカードは絶対に忘れずに!

ツアーでの旅行なので、MUSTなのはパスポートとクレジットカードです。パスポートは残存期間がスペインを含むシュンゲン協定加盟国を出国する時点で3か月必要なので、間もなくパスポートが切れる方は要注意です。

2025年5月時点ではアメリカのESTAに相当する「ETIAS(エティアス)はまだ適用されていませんでした。

現金は必要か

現金が必要な場面はありました。観光地のトイレがコインを入れないと鍵が開かないとか、ホテルのベッドメイクのチップとか。ツアーの場合、皆さんと一緒に食べる食事の時にドリンクを頼むと精算する時に現金を使いますが、その他はクレジットカードが使えます。現金は夫婦で5万円ずつ10万円を€にして持参しましたが、多すぎました。2人で5万円でも十分だったかもしれません。

陽射し対策

5月ともなると現地は本当に暑いです。気温の高さだけでなく陽射しが強烈なので、帽子や長袖・アームカバー、サングラスなどの陽射し対策は必須です。Youtubeなどを見ていると、日傘をさしているのは日本人だけで、スリなどの標的にされるという情報もありますが、セビリアで出会った現地ガイドさんは日傘をさしていました。マドリードの日本人ガイドさんはアームカバーしていました。5月だと日本人はまだ強烈な陽射しに肌が慣れていないので、スペインの痛いような陽射し対策はMUSTです。

あると便利なもの

シャンプーとコンディショナー

今回泊まったホテルにはシャンプーはあるけど、コンディショナーがないホテルがありました。またシャンプーも使うとかなりごわごわになる印象でした。海外のホテルのあるあるなので、私はシャンプーとコンディショナーは日本から持って行くようにしています。

たくさん歩いた足を癒すグッズ

スペインの観光は旧市街に行くことが多く、バスで入れない時もあり、観光は徒歩で回ることが多いです。1日に1万歩こえることもしばしば。歩きやすい靴で参加しているとは言え、普段そこまで歩いていない人にとって、結構しんどいです。夜は「休足時間」のようなグッズで足の疲れをとってやれると良いと思います。

kyusokujikan.lion.co.jp

利用した航空会社とシートクラス

このツアーは往復ともエミレーツ航空を利用し、ドバイで乗り継ぎでした。行きは成田から出発し、ドバイで乗り継ぎしてマドリードへ。帰りはバルセロナからエミレーツ航空に乗り、ドバイで乗り継ぎして羽田空港に戻ってきました。

ツアーの基本設定では、シートクラスはエコノミー利用でしたが、追加料金を払うことで、プレミアム・エコノミーもビジネスも選択できたので、私達夫婦はビジネスクラスを選択しました。長時間のフライトでもゆったり過ごすことができ、体の負担が少なかったです。

1日目

成田空港を夜10時頃のエミレーツで出発するため、ツアーの1日目はこの出発で終わります。成田発のエミレーツはA380という総2階建ての飛行機です。機材が大きいと機内のスペースにも余裕があり気に入っています。

EK319 ビジネスクラスのキャビン

エミレーツのビジネスは、ノンアルコールドリンクメニューが豊富かつ私好みでありがたいです。種類が豊富なモクテルの中からバージン・モヒートをいただきました。さっぱりしていて美味しかったです。

バージン・モヒート

夜間フライトなので、最初の食事はディナーではなく軽食です。定番のお寿司以外に、魚料理、チキンなどのメニューがありまして、私はお魚をチョイス。結構なボリュームです。

お魚料理をチョイス

お腹もいっぱいになったら、シートをフルフラットにして爆睡。といってもトータルのフライト時間は10時間半くらいなので、そんなに長くは寝ていられません。着陸の2時間前になると朝食が運ばれてきます。朝食をどうするかは最初の食事の時に聞いてくれるので、着陸寸前まで寝ていたい場合は、朝食を取らないという選択肢もあります。今回は会席弁当をリクエストしてしまったけれど、お腹が空いておらず、食べずに寝ていれば良かったと思いました。

ドバイ到着前に朝食

2日目はマドリード市内半日観光

朝4時50分にドバイ空港に到着しました。バルセロナ行きの出発まで2時間半くらいあります。乗り継ぎの手荷物検査を受けた後は、ビジネスクラスラウンジでしばし休憩。ラウンジでも食事ができるので、ホント、機内で朝ご飯はとらなくても良かったかも。

旦那さんはラウンジ内にいたアイスクリームの屋台からアイスをもらってきていました。

ドバイのラウンジにて

ドバイのエミレーツラウンジについては、こちらの記事で食事やシャワールームなどに触れています。

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EK141便でマドリードに向け出発し、マドリード到着は13:30でした。エミレーツのマドリードまでの様子はこちらで紹介しています。

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この後現地の日本人ガイドさんと合流し、マドリード市内観光に出かけました。

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3日目はセゴビア日帰り観光と美術館

セゴビアと世界遺産エル・エスコリアル修道院

マドリードで1泊した翌日は、バスでセゴビアと、世界遺産のエル・エスコリアル修道院を観光しました。詳しくはこちらの記事にまとめています。

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ピカソのゲルニカを鑑賞

マドリードに戻ってからは、ピカソのゲルニカを鑑賞するため、まずはソフィア王妃芸術センターへ。

ソフィア王妃芸術センター

こちらがそのゲルニカです。ソフィア王妃芸術センターは作品の写真撮影がOKでした。

ピカソのゲルニカ

こちらの部屋にはゲルニカの制作過程も展示されていました。

ゲルニカの制作過程の絵

ピカソを代表するメッセージ性の強い作品だけあって、常にたくさんの人が鑑賞していました。

ゲルニカの前は大混雑

ゲルニカ以外にもピカソの作品はあるのですが、この後プラド美術館にも行く予定になっていたため、駆け足で鑑賞となりました。

ピカソの作品

こちらはダリの「窓辺の少女」。なんだかダリっぽくないですが、こちらは初期の作品で、写実的な感じがします。

ダリの「窓辺の少女」

こちらは同じくダリの「グレート・マスターベーター」。こちらはダリっぽいです。

ダリの「グレート・マスターベーター」

左下には人が描かれていますが、さらに小さな人もいました。解説してもらわないと見逃していたかも。

人の奥にさらに小さな人が

こちらはミロの作品

ミロの作品

プラド美術館

ソフィア王妃芸術センターを駆け足で見た後、次はプラド美術館です。こちらは作品の撮影はNGだったので、写真は美術館の外観のみです。

プラド美術館

上の写真の銅像はベラスケスです。

ベラスケスの像

プラド美術館の中にはベラスケスの代表作「ラス・メニーナス」が展示されています。こちらは必見の作品でしょう。

プラド美術館の必見作品3点

職場の方から教えていただいた必見作品3つです。

  1. ベラスケス「ラス・メニーナス」

    近くから見たり遠くから見たりしましょう。筆のタッチに驚愕します。

    artmuseum.jpn.org

     

  2. ゴヤ「わが子を喰らうサトゥルヌス」

    プラド美術館にあるゴヤの有名な絵は「裸のマハ」「着衣のマハ」ですが、「黒い絵」と呼ばれる絵画を収めた部屋に展示しているこの絵が、部屋の雰囲気を含めて気持ち悪くておすすめ。

    https://www.tricera.net/ja/artclip/blog805?srsltid=AfmBOorl4R4BO2CAa48YihxVgJ8c9kYDoxUHWPrz1FhPaGdue-CpUZxA

  3. ボス 『快楽の園』
    裏面もお見逃しなく。

jbpress.ismedia.jp

夕食は自分たちでサンミゲル市場で

この日の夕食はツアーにはついておらず、各自自由に食べることになっていました。私達はプラド美術館でツアーの皆さんとは別れ、町を少し歩いた後、タクシーを拾ってサンミゲル市場で夕食にしました。

マドリード市内にはタクシーはたくさん走っていてすぐつかまりました。「サンミゲル メルカード」と言ったら通じました。クレジットカードのタッチ決済が使えて便利です。

タクシーに乗ったらサンミゲル・メルカードと言おう

市場の中にはいろいろな食べ物、ビールやジュースが売られているので、指差しでこれとこれ、という感じで注文し、支払いはクレジットカードのタッチで完了です。

ジュースとピンチョス

添乗員さんご案内の夕食はこちら

添乗員さんが案内する夕食は、マッシュルーム料理が人気の「MESON DEL CHANPINION」だったそうです。このお店も行ってみたいと思っていたので、もう一日あったら良かったのに、と思いました。

mesondelchampinon.com

4日目 アランフェス、コンスエグラを経てトレドへ

多彩なお部屋がたくさんあるアランフェス王宮

朝8:45にホテルをバスで出発し、まずはアランフェスの王宮へ。1時間くらいかかりました。

 

この王宮は王家の春と秋の別荘として建てれられました。

アランフェスの王宮

中はとてもゴージャス。

階段ホール

たくさんのお部屋がありますが、それぞれに趣が異なります。特にこちらの磁器の間はお部屋の壁や天井が多彩な磁器板で覆われています。デザインが中国っぽいのもおもしろいです。

磁器の間

こちらは王座の部屋。ロココ調です。

王座の部屋

こちらのお部屋の天井はイスラム様式な感じ。

細かな装飾が施された天井

博物館のスペースでは、使用されていた馬車や歴代王妃のウェディングドレスが展示されています。ウェストが細くてびっくり。

馬車

歴代王妃のウェディングドレス。右は現王妃のレティシア王妃のドレスです。

王妃のウェディングドレス

王宮は中もステキですが、外の庭園も美しいです。

王宮の庭園

ランチは「緑の蛙」で

アランフェスの王宮を観光した後は、歩いて行けるレストランでランチです。

ランチを食べたレストラン

レストランの名前はEL RANA VERDEで、日本語にすると緑の蛙という意味です。

www.elranaverde.com

王宮との距離はこんな感じ。近いです。

川に面したテーブルもあります。

レストランの店内

ランチは前菜に生ハム、続いてアスパラガスのグリル、スズキのガーリック風味のソテー、ホイップクリームたっぷりの苺のデザートというコースでした。とても美味しくいただきました。

生ハムとアスパラガスのグリル
メインとデザート

コンスエグラの白い風車群

ランチの後はバスに乗ってこの日の宿泊地、トレドに向かいましたが、途中コンスエグラの白い風車群に立ち寄りました。1時間くらいでしょうか。

こちらが風車群。小高い丘の上に風車が並んでいます。青い空に白い風車小屋のコントラストがとてもステキでした。

コンスエグラの白い風車群

建物についている棒により、風車の向きを屋根ごとぐるりと変えることができるそうです。

風車の向きは屋根ごと回して変える

風車小屋の中も見学できます。

風車小屋の中も入れます

スペインらしい絶景ポイントでした。

トレド

この日の宿泊地はトレドです。トレドを見ずしてスペインを語るなかれ、とよく言われているトレドです。まずは展望台から旧市街の景色を。歴史を感じさせる素晴らしい景観です。

トレドの旧市街

展望スポットはこちらです。

 

カテドラル(大聖堂)

トレドの観光は大聖堂から。駐車場でバスを降りた後、エスカレータでのぼって旧市街に入りました。まだ暑い時間帯だったので、エレベータがあって大助かり。でも帰りは下りのエレベータが故障してただの階段になっていました。

エレベータがあって助かった

こちらが大聖堂です。

トレドの大聖堂

内部の見学もしました。こちらは聖歌隊席。

大聖堂の中の聖歌隊席

座席の背もたれにはグラナダ戦争の場面が細かく彫られています。

聖歌隊席の背もたれの彫刻

大きな教会なので、祭壇も立派です。

立派な祭壇

こちらのカテドラルの装飾ではこのトランスパレンテも有名。光があたるとなお一層美しいのだそうです。

バロック様式のトランスパレンテ

こちらは聖体の祝日(Corpus Christi)の行列に用いられる聖体。金、銀、宝石によって細工され重さは200kgに及びます。

聖体

聖具室には、グレコ作の「聖衣剥奪」が飾られています。

エル・グレコの作品「聖衣剥奪」
サント・トメ教会

カテドラルを見学したあと、歩いてサント・トメ教会へ。こちらでもエル・グレコの作品を鑑賞しました。「オルガス伯の埋葬」という作品です。

オルガス伯の埋葬という作品@サント・トメ教会
パラドールに宿泊

この日の観光はここまでです。この日の宿泊はトレドのパラドールでした。パラドールのテラスからもトレドの旧市街を眺めることができ、特に夕方、日没と時間が経つにつれ変化していく景色はすばらしいものでした。

パラドールから見える夕暮れのトレド旧市街

宿泊記はこちらにまとめました。

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まとめ

11日間のスペイン旅行のうち、出発前の準備から4日目までをご紹介しました。スペイン到着した日からずっと観光の連続で、休む間もなくあちこち見て回っていた感じです。毎日の歩数も1万歩をゆうに超えました。そんなわけで夜はよく眠れたし、移動のバスの中も寝ていることが多かったです。

初めてのスペイン、まず前半を終えて、古きヨーロッパの町並みに感動し、食事も美味しく、上々の滑り出しといった感じです。現地で帯同してくれるガイドさんも良かったし、日本から帯同してくれた添乗員さんも良かったです。

この旅の旅行記へのリンク

5日目から7日目の様子

主にスペイン南部のアンダルシアを回った記録はこちらです。

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8日目から帰国までの様子とツアーレビュー

8日目以降とこのツアーの良かった点、気になった点なども有料ですが記載しています。

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