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大人の休日倶楽部パスの旅行記|11月末の東北ひとり温泉旅と冬の注意点

JR東日本の大人の休日倶楽部パス(以下おときゅうパス)は、新幹線も含めてJR東日本エリアの鉄道が5日間乗り放題で18,800円という、とてもおトクな切符です。2025年は11月に設定があったので、パスを利用して2泊3日で温泉旅を楽しんできました。おときゅうパスはここ数年、晩秋から冬に設定されることが多いです。11月末もまさにその時期。東北の紅葉もほぼ終わりというシーズンですが、気温が下がって温泉が恋しくなる季節なので、ありがたく使わせていただいています。ただ晩秋から冬の東北温泉旅は、荒天のリスクもあるので、そのあたりも考えてプランを立てるようにしています。冬のおときゅうパスを使ったひとり旅を考えている方の参考になればうれしいです。

 

全体の行程

2泊3日の行程はこんな感じです。東京から山形新幹線で出発、下の図の時計回りに回ってきました。普通に切符を購入すると、たぶん33,000円くらいだと思います。おときゅうパスは18,800円なので、14,000円くらいおトクということになります。

旅したルート

1日目は最上川下り

東京から山形新幹線で新庄まで移動。

山形新幹線で新庄へ

私は東北に向かう新幹線はたいてい進行方向左端の座席を予約することが多いです。午前中に乗車することが多いので、直射日光を避けたいというのが理由なのですが、山形新幹線に乗る時だけはいつもA列の指定をとります。それは福島から山形に向かう時に峠に差し掛かるところの景色が好きだからなのです。今回は雪がなく茶色の景色でしたが、徐々に標高があがり、平野部を見下ろす景色が好きです。

福島から山形への峠越えが私の好きな区間

この日は最上川下りを楽しんで、最上川沿いの宿に宿泊です。通常なら陸羽西線で古口駅へ向かいますが、この時期はまだ陸羽西線は運休中だったので、新庄駅からは代行バスで古口駅に向かいました。通常の陸羽西線のダイヤには快速設定はないのですが、私が乗車した代行バスは快速になっていて、新庄駅を出発して最初の停車が古口駅でした。

陸羽西線の代行バスで古口駅へ

快速バスで25分ほどで古口駅に到着しました。鉄道が運休しているので、駅には入れずひっそりとした感じ。

古口駅

駅から10分弱歩いて乗船所へ。晴れていたので良かったけど、雨だったらちょっとつらい距離でした。

最上川下りの乗船所

こんな感じで楽しんできました。


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この日の宿は、全室最上川ビューが自慢の高見屋最上川別邸紅です。源泉の温度が低いので温泉表記ではなく、加温もしていますが、とても肌触りが良いお湯で、くつろげました。

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2日目は羽越線利用で秋田へ

1日目の宿をチェックアウトした後は、2泊目の宿の送迎場所である角館駅に向かいます。おときゅうパスは特急にも乗れるので、羽越線を走る特急いなほに乗車して秋田に向かいました。

2日目のルート

上の地図で黄色の線が羽越線なのですが、この時期、気圧配置によっては強風が吹き、列車が遅れることがしばしばあります。以下のXのツイートは私が乗車する前日の情報ですが、すでに遅延の可能性について触れられています。

前日から遅れる可能性について告知されていた

ただ天気予報を見ていて運休するほどではないだろうと思い、当初の予定通り特急いなほで秋田に移動しました。

余目から特急いなほで秋田へ

JR東日本の告知の通り、強風のため途中何度も徐行したり、時には停車したりして、秋田駅には約30分遅れで到着しました。

秋田駅

私が乗った特急いなほは、時刻表通りだと秋田駅に11時57分着で、その後角館に向かう秋田新幹線は12時13分発のこまち20号がありました。私はこまち20号だと角館に早く着きすぎるので、秋田駅でお昼でも食べようかと思い、もう一本遅いこまち24号の指定席を予約してありました。なので特急いなほが30分遅れて秋田駅に到着しても影響はなかったのですが、1時間遅れるとかなり焦っていたと思います。

ということで、駅のスタバでコーヒーを買い、座席を予約してあったこまち24号に乗車。

秋田駅のスタバでコーヒーを買って乗車

ダイヤ通りの13:49に角館駅に到着しました。

予定通りこまちで角館に到着

2泊目の宿は夏瀬温泉という山奥の秘湯です。角館駅を14:30発の送迎バスを予約しておきました。バスが来るまで少し時間がありまして、角館駅併設のコンビニの横に椅子とテーブルが用意されています。ここに座ってバスを待つのに、もしかしてここはイートインスペースなのか? という感じが漂います。何も買わずに座っていることに気が引けて、コーヒーを1杯買いました。車内でコーヒーを飲んだばかりだったので、ちょっとお腹がジャブジャブです。

角館駅でもコーヒーを飲んでしまった

お迎えのバスに乗車して宿へ向かいました。

夏瀬温泉都わすれの送迎バスは角館駅に迎えに来てくれる

夏瀬温泉都わすれさんは、めちゃくちゃ素敵な宿でした。もう再訪確定です。全部で10室しかないこじんまり感、すべての部屋に露天風呂がついている、それでも一人で泊まれて2食付きで4万円以下は素晴らしい。宿泊記はこちらです。

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3日目は帰宅の途につく

ステキな宿の1泊2日はあっという間。11時にチェックアウトして送迎バスで角館駅に送ってもらい、11:56発東京行きのこまち18号に乗って帰宅の途につきました。

冬のおときゅうパスのリスク対策

羽越線は強風で遅延・運休がある

記事の中でも触れましたが、今回の行程の中で羽越線が強風で30分遅延しました。遅延で済んだからよかったものの、もっと風が強ければ運休もあり得ます。冬に羽越線を使うルートはこうしたリスクがあります。

迂回ルートの確認をしておく

今回は角館に向かうのに、天候リスクを承知の上で羽越線を使いましたが、羽越線以外にも方法があります。それは新庄駅から奥羽本線で大曲に出て、そこから秋田新幹線で角館に向かうルート(下の図の紫色のルート)です。

紫のルートも考えていた

1泊目の宿で天気予報を見てかなり悩みましたが、運休はないだろうと判断して予定通り羽越線ルートで角館に向かいました。冬の東北は天候リスクがあるので、できれば迂回ルートを確保できるルートで考えると安心だと思います。なお奥羽本線は豪雪地帯を走るので、大雪の時には運休することもあります。上越新幹線はかなりの大雪でも運休しないというのが私の印象でして、真冬の温泉旅は上越新幹線沿いを選ぶというのも手だと思います。

クマ対策

2025年の秋は東北各地でクマの被害がありました。1泊目の宿をチェックアウトした後、送迎バスで清川駅に送ってもらい、そこから代行バスに乗って余目駅に向かうことも考えました。代行バスはおときゅうパスで乗れるので、お値段としては代行バスを使うのが安いのです。でも代行バスは清川駅が始発ではないので、バス停で少し待ち時間が発生します。その間にクマが現れない保証はなかったので、タクシーで余目駅まで移動しました。

おときゅうパスはトラブルにも強い

今まで何度かおときゅうパスで旅をしましたが、何度か鉄道トラブルにあっています。でもおときゅうパスはJR東日本の鉄道なら乗り放題なので、今回のように羽越線をやめて奥羽本線で秋田に行こう、という時も切符を買い直す手間は不要です。

2021年12月の旅では羽越線が計画運休となり、前日に乗車する特急を変更しましたが、こういうのもおときゅうパスとえきねっとで窓口行かなくても完結でした。

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まとめ

東北には素晴らしい温泉宿が点在しており、ひとり旅でも泊まれる宿も多いです。それらを効率よく、しかもおトクに巡れるのがおときゅうパスの魅力です。

冬のおときゅうパス旅は、天候や運休といったリスクもありますが、JR東日本エリアが乗り放題という特性のおかげで、状況に応じてルートを変更できる安心感があります。

無理をせず、その時の状況を見ながら判断する――そんな大人の旅に、おときゅうパスはとても相性が良い切符だと改めて感じました。
2026年1月の設定でも、また温泉旅に出かけたいと思います。

 

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