否定や反対を意味する接頭辞は “un” “in [im]” “dis” “contra” など様々ありますが,“a” もその一つです。
asymmetry「非対称」 ※symmetry「対称」
apathy「無感動,無関心」 ※“path”「感情」
amoral「道徳観念のない」 ※immoralは「不道徳な,ふしだらな」
atypical「典型的でない」 ※typical「典型的な」
atheism「無神論」 ※theism「有神論」
※theismは 綴りが難しいですが,語呂合わせの「ザ(the)・イズム(ism)」が便利です。発音は「シーイズム /θiːɪzəm/」です。theology は「神学」です。
atom「原子」 ※“a”「ない」+“tom”「切る」
※「切れない」→「原子」です。“tom”「切る」では他に anatomy「解剖」があります。
asexual「性別のない」
(★なお上述の語について私も知らなかったあることを発見したのですが,ちょっと別の話をしてからにします)
気をつけてほしいのは全ての“a-”が「無い」というわけではない点です。
alike,aloud,asleep,awake,astray,afresh,anew のように何かの語について形容詞や副詞を作る “a” があります。眺めてみると大体「そのような状態で」みたいな意味ですね。
また動詞でも arise,amaze,avoid,aspire,awake(形容詞もあり)のようなものもあり,これらの “a” は「無い」以外の様々な前置詞の意味を持ちます。
ということで “a” で始まる単語の一部のみが「無い」の “a” ですので,そのようなものは意識して覚えたほうがいいでしょう。
(では,先程飛ばした話です)
★さて,最初の「無い」の “a-” で始まる語について,私も知らなかったことがありました。発音のことです。
(1)英英語でも米語でも /æ/ apathy,atom
(2)英英語でも米語でも /eɪ/ amoral,atheism
(3)英英語なら/æ/,米語なら/eɪ/ asymmetry,asexual
今回紹介した6語が,2語ずつの3グループになっていました(ただし asymmetry は英英語では /æ/ でも /eɪ/ でもよいようです)。特に amoral はこの記事を書くまで「アモラル」だと思っていたのでショックでした。これは1つずつ覚えていくしかなさそうですっ\(゜ロ\)(/ロ゜)/
