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里帰りをしただけの雑談

 金曜日。

 駅へ向けて、早朝から全力疾走で街を駆ける。

 電車に乗り遅れてはコトだ。

 いや、まあ、実際は致命的でもないのだが、ここで乗り遅れると新幹線に乗る必要が出てくる。新幹線に乗るのは好きではあるものの、それは今ではない。

 

初手寝坊気味

 今日は地元に居る妹のフォトウェディングの日だ。

 数年前に結婚したもののコロナ禍で諸々が停止していた影響を直に受けた妹夫婦がハレのイベントを開催するとあれば、不肖の兄としては平日であろうとも押っ取り刀で駆けつける他ない。

 そのために有給休暇を取得して里帰りをした。海外出張直前に有給を取ることは仕事の流れ上からすれば理想的ではないが、仕事など兄弟姉妹の晴れ舞台に勝るものではない。いや、もちろん仕事を蔑ろにしているわけではなく、前日までに根を詰めてやるべきことは終わらせた。

 

 そんな意志で有給休暇を取った私ではあるが、今、何故か駅に向かって全力疾走をしている。

 妹の式のために走るなんて気分はまるで「走れメロス」だが、少しシチュエーションは異なる。そもそも家を出るのが時間ギリギリになっただけであり、それは私の起床が遅かったことが原因なので、ただの自業自得だ。

 いや、まあ、朝4時に起きるのであればもう少し前夜に余裕を持たせるべきであった。ギリギリまで仕事をしていた私が悪い。もっと早う寝るべきであった。

 何はともあれ、今はともかく走るしかない。頑張ればきっと間に合うはずだ。 まさか親族が遅刻して迷惑をかけるわけにもいかない。

 

駆け込み乗車セーフ

 数段飛ばしでエレベーターを駆け下り、ホームに飛び込む。目標の電車はすでにその扉を閉じ始めており、辛うじて間に合わなかった。

 しかし飛び込んできた私を哀れに思ったのか、ありがたいことに車掌さんの温情判定が生じて閉じ始めていたドアが再び開いた。

 実にかたじけない話である。頭を下げてサッとエアコンが効いた電車内へ入り込む。

呼吸は荒く、汗は噴き出しているが、何はともあれ間に合ったようだ。恥や外聞など知ったことか。後は二度ほど適切なタイミングで乗り換えを行えば無事目的地へ辿り着ける。

 

 早起きをして全力疾走をした体はすでに早朝から限界を迎えていたのか何度も電車内で寝落ちをしたが、幸い適切な駅で必要なタイミングで乗り換えを行うことができた。

 

結言

 そんなわけで早朝から久しぶりの里帰りをして親族のイベントに参加していました。この記事は深夜に書いています。

 金曜日の夜ですので実家に泊まることとしました。もちろん海外出張直前ですのであまりのんびりはできませんが。

 

 私は兄弟姉妹の中でも唯一地元から離れていて影の薄い長男ではありますが、この手のイベントごとにはさすがに顔を出さねば不義理を通り越してしまいますので必ず参加したいと思っています。

 あと、単純に私は両親や兄弟姉妹が好きですので、呼ばれたらまあ何はさておき馳せ参じます。

 




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