
1990年代、まだ自家焙煎が珍しかった時代に歩き始めたのがエカワ珈琲店です。
大手中堅メーカーの参入で廃業寸前まで追い込まれながらも、スペシャルティコーヒーとサードウェーブコーヒーの広がりが再生のきっかけになりました。
その30数年の経験から見えてきた、小さなコーヒー豆焙煎店が生き残るためのクラフトコーヒー戦略を紹介します。
【1】エカワ珈琲店の「クラフトコーヒーのお話」
エカワ珈琲店は、30数年前の家庭向けコーヒー市場が小さかった時代から営業を続けています。
2000年代に大手・中堅メーカーの参入で危機に陥りましたが、スペシャルティコーヒーの広がりに助けられました。
現在(2026年)、コーヒー市場は「レギュラー」と「クラフト」に分かれ、小規模な自家焙煎店はクラフト市場で頑張っています。
【2】2つのコーヒー豆市場のお話
焙煎コーヒー豆の市場は「レギュラー」と「クラフト」の2種類があり、生豆や焙煎方法、流通が大きく異なっています。
レギュラーは大量生産で流通経路が長く、クラフトは少量焙煎のスペシャルティ豆を直接販売しています。
【3】自家焙煎店は「すきま」から始まったお店
昔の自家焙煎店はレギュラーコーヒー市場の隙間で成り立っていました。
しかし、大手中堅メーカーが参入して来て居場所を失い、現在は少量生産・鮮度重視のクラフトコーヒー市場で頑張っています。
【4】スペシャルティーコーヒーってどんな豆?
スペシャルティーコーヒーは丁寧に作られた高品質な豆で、原料が高いため自家焙煎店の焙煎コーヒー豆販売価格も高くなります。
【5】薄利多売で大変だったころのお話
スペシャルティーコーヒーを使っていたが、市場が追いつかず安価での販売を強いられ、まあまあ儲かるようになったのは2010年代の半ば頃からです。
【6】文化が広がるスピードについて
以前は東京の文化が地方に伝わるのに約10年かかりました。
和歌山市でサードウェーブコーヒーが広まったのは2010年代半ば以降、若者の間で徐々に広がって行きました。
【7】大都市・観光都市と地方都市のちがい
地方都市の和歌山市では、クラフトコーヒーの価値がまだ十分に理解されておらず、大都市や観光都市のようには広まっていないため、その特別さを伝えながら販売していく必要があります。
自家焙煎コーヒー豆ビジネスの挑戦
【有料記事部分の目次】
- 【1】エカワ珈琲店の「クラフトコーヒーのお話」
- 【2】2つのコーヒー豆市場のお話
- 【3】自家焙煎店は「すきま」から始まったお店
- 【4】スペシャルティーコーヒーってどんな豆?
- 【5】薄利多売で大変だったころのお話
- 【6】文化が広がるスピードについて
- 【7】大都市・観光都市と地方都市のちがい