
かつてのような「PP単価10円以下」の格安ルートが影を潜め、燃油サーチャージの高騰が常態化する中、私たちが求めるのは単なる数字の効率だけではありません。今回は、カナダ・バンクーバー(YVR)を出発し、東京(成田)を経由してシンガポール(SIN)へと至る、ANAプレミアムエコノミー(Nクラス)を絡めた北米・アジア縦断ルートという今では珍しいルートをまとめてみました。
スケジュール
スケジュール(旅程)は以下のとおりです。片道ルートです。
と言う事で、成田経由となっています。8月19日の昼過ぎにバンクーバーを出発し、翌日15時前に成田に到着します。成田で4時間の乗継にてチャンギ空港に向かい、出発日から2日後の8月21日の未明の0:45にチャンギ空港に到着します。
機材はいずれもボーイング787-9となります。
2026年6月5日~8月31日:毎日運航
2026年6月5日~8月31日:毎日運航
2026年の夏季限定で復活するスケジュールであり、通常の羽田便に加えて成田便も毎日運航されるため、今のところ空席も多いようです。
運賃
運賃は以下のとおりです。
足下の日本円換算にしています。しかし、1CADが115.22円とは100円を切っていたのが信じられないくらいであります。運賃は日本円で約87,737円となります。
予約クラスはNクラスとなります。
ANAのプレミアムエコノミー(Nクラス)でPP単価11.65円という数値は、現在の修行環境においては「十分に検討に値する、バランスの良い選択」と言えます。
かつては「PP単価10円以下」が修行の絶対基準とされていましたが、昨今の燃油サーチャージや航空運賃の上昇を考慮すると、評価は以下のように変わっています。
海外路線の目安: 海外メインの修行では平均単価が13円程度になることも珍しくありません。11円台であれば、国際線としては比較的効率が良い部類に入ります。
国内線との比較: 効率を重視する「東京-沖縄」などの国内幹線(プレミアムクラス)でも、現在は10〜11円台が標準的です。そのため、海外旅行を楽しみながら11円台で回せるのは魅力的です。
プレミアムエコノミー(Nクラス)のPros Cons
最後に

かつて「修行」といえば、エコノミーの狭い座席で体力を削りながらPP単価を競うものでした。しかし、航空運賃や燃油価格が大きく変動した現在、PP単価11.65円でこれほどまでに快適、かつ戦略的なルートを組めることは、一つの「正解」に近い選択だと言えるでしょう。
プレミアムエコノミーという「翼の休息」を味方につけることで、バンクーバーとシンガポールという二つの魅力的な都市を楽しみながら、解脱(ステータス獲得)への距離を一気に縮めることができます。
コストパフォーマンス、タイパ(時間対効果)、そして旅としての満足度。そのすべてを高い次元でバランスさせたこの旅程は、効率一辺倒ではない「大人のSFC修行」を志す皆さまにとって、非常に現実的で魅力的な選択肢となるはずです。