以下の内容はhttps://www.ciel114.com/entry/2019/02/06/065457より取得しました。


日本語を話したい外国人客と、英語を話したい日本人客

日本語を話したい外国人客と、英語を話したい日本人客

 

f:id:ciel114:20190206060604j:plain


今日も無事フライトが終わった。

最近、わが社の機内では、ある点において、あべこべな現象が起きている。

 

それは:

①日本人乗務員のわたしに対して、外国人客が日本語を話すこと

②日本人乗務員のわたしに対して、日本人客が英語で話すこと

である。

 

外国人の乗客のなかには、日本が好きで日本路線に乗っているかたが多いと思われる。

以前と比べて、日本語を話せるお客さまも、だんだん増えてきた。

だから①はわかるけど、②は…❓

みなさんはどう思われるだろうか?

 

お客様の多様なニーズに合わせたオーダーメイドなサービスを目指して

 

ところで、今日いちばんびっくりしたのが、ヨーロッパ人のお客さまから

「チーズはまだアルか⁉️」

と言われたことである。

 

わたしは反射的に、

「まだアル❗️」

と答えそうになったが、なんとか踏みとどまった。

 

これは命令口調で言っているわけではなく、日本語でコミュニケーションしたくて頑張っておられるので、かえって微笑ましい。

 

逆に、わたしに対して、かたくなに英語を話しつづける年配の日本人客もいた。

クルーが彼のそばを通るたびに、

「○番のお客さんから話しかけられたんだけど、よくわからないからあなた行ってきて」

と頼んでくる。 

 

そのつどお席までうかがうのだが、カタコトの英語で一生懸命意思を伝えようとされる。

「日本語で大丈夫ですよ」

と申し上げるも、いっこうにやめる気配はない。

 

日本人に見えるアジア人(中国人や韓国人など)の場合もあるから、十分注意が必要だ。

だが、この方とはボーディングのときに日本語でやり取りしたし、その醸し出す雰囲気からして、明らかに日本人なのである。

 

また、わたしは典型的な和風の顔立ちなので、向こうから外国人だと勘違いされている可能性はきわめて低い。

 

お食事のサービスが終了し、機内の照明を落としたころ、スチュワードのエミリーがやってきた。

「あのお客さま、また何かおっしゃっているんだけれど、やっぱりよくわからないからお願いしてもいい?」

「オッケー」

 

わたしはお客さまに向かって、にこやかに

「いかがなさいましたか?」

とたずねた。

すると、ご自分の時計をなんども指差して、ばりばりのジャパニーズイングリッシュで(ごめんなさい毒吐きました)

「イズ ジス タイム フォー スリープ?」

とおっしゃった。

 

即座に、時差を考慮しておられると悟ったわたしは、

「はい、いまお休みいただいたほうがよろしいかと」

と、ていねいな日本語でお答えしたのだが、その目にはガッカリしたような、あるいは、なじるような色が浮かんでいた。

 

あれはいったい、なんなのだろう?

日本人同士が会話をするのに、母国語で話さない理由がわからない。

英会話の練習をされたいのだろうか?

それとも、機内に入った瞬間から、海外モードに切り替えたいのだろうか?

 

しかし、困ったときには自然と日本語が出ていたので、ご旅行をより楽しみたいのだとお察しして、できるかぎり最後まで英語で対応させていただいた。

 

この仕事をしていると、毎回違ったお客さまに出会える。

文化の違い、個人の違い。

それぞれのお客さまに喜んでいただける、オーダーメイドのサービスが提供できるよう、日々機転をきかせていきたいと思う。

 

 

人気ブログランキングに参加しています。

「読んだよ」の代わりに応援クリックをいただけると励みになります⇩


人気ブログランキング




以上の内容はhttps://www.ciel114.com/entry/2019/02/06/065457より取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14