
おはようございます。
以前、「オルカン信者は思考停止」という発言がXなどで話題になっていました。
「投資はオルカンでOK」と割り切ってしまうと、それ以上の成長がないという意味なのでしょうか?
詳細はよく分かりませんが、私個人の意見としては以下のとおりです。
「オルカン信者は思考停止」が話題になっていますが、初心者が思考してもプロにはどうせ勝てないので思考停止しておいた方がよいでしょう。
— ちゅり男/医師・投資ブロガー (@churio777) March 5, 2024
貴重な思考力は他のもっと大事なことに使った方が賢明です。
私としては、思考停止でオルカン積立なら長期的に見て勝率は高いし、投資判断に余計な思考力を使わなくて済むのでむしろ良いのではないかと考えています。
世の中の大半の人は投資自体にはさほど興味はなく、実質賃金が伸び悩み、インフレで家計がどんどん貧しくなるから仕方なく投資を始めるという人の方が多いでしょう。
そういう人にとっては、思考停止で資産形成ができるオルカンは最高の金融商品ではないでしょうか?
「オルカン信者は思考停止」という批判に対する現実的な考え方
投資が趣味でない人には「投資はオルカンだけでOK」が最適解
世の中の多くの人は、「投資なんか別に興味はないけれど、賃金も増えないし、インフレでどんどん貧しくなっているから仕方なくやってみようかな」という考えなのではないでしょうか?
高度経済成長期のように、人口構成が若く、日本経済が急速に発展し続けていた時代においては、一生懸命に働いて貯金し、貯めたお金でマイホームを買って、退職金や年金で老後をゆったり過ごすのが正解だったわけです。
ところが、近年の日本では、超少子高齢化の影響で社会保険料が増大し、実質賃金が伸び悩んでいるうえ、インフレが進行して平均的な日本人の生活はどんどん貧しくなっています。
この傾向が改善される見込みが低い以上、これまでのように「コツコツ貯金」だけでは手詰まりなのは明白です。
このような現状を打破するため、重い腰をあげて新NISAや投資について勉強を始めているという人が多いのではないでしょうか?
eMAXIS Slimオール・カントリーか楽天・オールカントリーで十分な根拠
人間の思考力には限りがあります。
仕事だけでなくプライベートも多忙な現代人にとって、貴重な思考力をどこに重点的につぎ込むかは非常に重要です。
私の個人的な意見としては、投資などに貴重な思考力を使うのではなく、もっと自分の仕事やプライベートに直結する大事なことに使った方が幸せになれるのではないかと考えています。
投資が好きで、投資が生きがいという人は好きにやってもらえば良いのですが、そのような人はごく少数でしょう。
私は投資ブログを運営しているくらいなので根っからの投資好きです。
今はインデックス投資がメインですが、会社四季報を読んだり業界の動向を分析するのも大好きですし、少額ながら自分が応援したい企業は個別株で保有しています。
しかし、世の中の大半の人は投資以外の趣味やプライベートの時間の方が大切なはずです。
そう考えれば、「投資はeMAXIS Slimオール・カントリーや楽天・オールカントリー一本」にしぼり、浮いた思考力や時間を別のことに使った方が有意義でしょう。
個別株で市場平均に勝つには、相当な知識と忍耐力が必要
世の中には優れた投資家がたくさんおり、市場平均を上回るリターンをあげている人もいます。
ところが、実際にはそのような優れた投資成績をあげ続けている人はごく一部であり、大半の人は市場平均インデックスに勝てていません。
特に、投資期間が長くなればなるほど、「市場平均インデックスにずっと勝ち続ける」というのは難しくなります。
初心者がほんのちょっと勉強して片手間で投資して勝てるほど個別株の世界は甘くありません。
個別株で勝負をするなら、株式投資について詳細に勉強し、株価指標や企業業績の分析力を上げる必要があります。
また、どれだけ勉強して自信を持って投資した銘柄であっても、自分の予想とは正反対に株価が動くことはいくらでもあります。
予想に反して株価が低迷した場合でも投資を続けられる忍耐力も求められ、個別株で勝てる人は相当能力の高い人に限られると思います。
まとめ:「思考停止でオルカン積立」は合理的な資産形成法である
「オルカン信者は思考停止」という発言が話題になっています。
個人的には、投資が特別好きではない世の中の大半の人にとっては、「思考停止で資産形成ができるオルカンは最高の金融商品」だと思っています。
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