
「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! これが俺の『WINNERブレーザー』や!」
大阪日本橋のカードショップに響き渡る息子(小4)の甲高い声とギャラリーからの温かい拍手。この瞬間が来ることを僕もずっと待っていた。そのブレーザーのカードに刻まれている「WINNER」は正真正銘、お前のことだ。優勝おめでとう!!
息子ちん、通算3回目のギャラクシーカップ優勝!後ろからこっそりプレイング見てましたが僕とは全然思考が違う。思わず「すげぇ……」とため息。息子ちん念願のWINNERブレーザーだ!おめでとう!! #ウルトラマンカードゲーム pic.twitter.com/ABHjjTBDH8
— Ryo (@ryo_nf3000) 2025年1月19日
今日も今日とて、ウルトラマンカードゲーム(以下UCG)のお話です。
2025年に入ってからというもの、息子の最推しウルトラマンであるブレーザーのWINNERカードをかけた戦い「ギャラクシーカップ」に親子で挑む日々を過ごしておりました。
月ごとに優勝賞品が変わるという鬼畜ルールの中、11月・12月とそれぞれ見事優勝を果たしてみせた息子。
さあ満を持して登場したブレーザーを絶対に自分の手でゲットしてみせるぞと意気込んで大会に参加した1月1日。なぜか父親の僕がうっかり先に優勝してしまうというハプニングがあり。リビングに飾ってあるキラキラのブレーザーのカードを指差しながら「いいな~、ブレーザーいいな~」と彼が嘆いていたことは前回の記事にも書いた通りです。
息子の "ブレーザー愛" は僕も本放送を一緒にリアタイしていたのでよーく知っていますし、UCGへの熱意も同様に凄まじいものがある。1月の賞品がブレーザーと決まったときの息子の興奮ぶりが未だに忘れられなくってねえ。自分があんなナチュラルに「まずは君が落ち着け」ってセリフを吐く日が来るとは思わなかったですもん。
だから優勝が決まった瞬間は、嬉しいというよりもとにかくホッとしたというのが一番でした。「ああ、これで1月は休み全部潰してカード屋巡りをせんでも良くなるぞ」と(笑)。これ、半分冗談で半分本音。
何かこう、父親としての宿題を一つ終えたような、今はそんな気分です。ひとまず肩の荷が下りました。
息子が歩いた「でこぼこ道」
20250119@フルコンプ大阪日本橋
— Ryo (@ryo_nf3000) 2025年1月20日
使用:ティガ多めメビウス+ゼロ
予選
・ティガメビウス×
・ティガブレーザー○
・ティガブレーザー○
・ティガメビウス+アーク○
トナメ
・ティガブレーザー○
・ティガメビウス○
こちらが当日の息子の対戦記録。
ちなみに決勝トーナメント1回戦のティガブレーザーは実は僕でして。予選全勝で1位通過だったんです(誰か褒めて)。これは行けるぞと思ったら4位通過の息子にボコされました。また僕の心の中のジャグラス・ジャグラーが出てきちゃう……!

デッキはいわゆる「ティガメビウス」なんですが、最近流行りのティガの枚数を少なめにした構築とは違っていて。カードパワーの高いティガを相手に押し付けて有利をとるために元々安定感のあるメビウスの採用枚数をギリギリまで絞っている、という感じでしょうか。なかなか見ない配分ですね。
どのティガメビウスにも必ずと言っていいほど4枚は採用されている強力シーンカード「激闘の覇者」があえて3枚になっていたり、終盤に貴重な1勝をもぎ取ることがある「ウルトラゼロマント」の1枚採用など、Tier1デッキながらこうした個性を随所に入れているところに息子のカードゲーマーっぷりが表れていて微笑ましい。僕と家で対戦している間もああでもないこうでもないと考えながら何度も調整を繰り返していました。まさにオンリーワン、珠玉の50枚。
息子がこのデッキに辿り着くまでには紆余曲折ありまして、まずは過去2回の優勝を引き寄せたメビウスブレーザーデッキを一旦諦めるところから始まりました。
特に12月の後半辺りから対戦環境の成熟を肌で感じ取っていたらしく、やはり予選→トナメと確実に勝ち抜くにはティガを使うべきという分析。抜群の安定感を誇るメビウスの使用は「なんとしてでもブレーザーを獲る!」という彼なりの決意表明のようにも感じられました。……まあ、何にせよ2回も優勝できたデッキを手放すって少なくとも小心者の僕には絶対できない決断です。
しかし環境にライバルがひしめくのがTier1デッキの宿命でもあり。ティガメビウスデッキは練度の高いプレイヤーが山ほどいる上にゼロアークという明確なメタデッキも存在するため、最初はさすがの息子もなかなか勝ちきれずにいました。
さすがに落ち込んどるなあ……次また頑張れな。 #ウルトラマンカードゲーム pic.twitter.com/IS67LCSMNl
— Ryo (@ryo_nf3000) 2025年1月5日
こんな感じで、あと一歩で決勝トーナメント進出を逃すという日が本当に多かった。8位までに入ればトナメに行けるのに惜しくも9位というのが2回もあったりして。そりゃあ落ち込むわけだ。
こちらは元日に書いた記事。息子がこれから歩くウルトラマンカードゲームの道は「チャンピオンロード」か、はたまた「でこぼこ道」かという話をしていたんですけれども、結構がっつり「でこぼこ道」でしたね。
幻となった「おうちギャラクシーカップ」
で、こうなると僕も息子のことを全力で応援しつつ、万が一1月中に優勝できなかったらどうしようかということをやはり考えます。
僕のWINNERカードをそのままプレゼントするでも全然良かったんですけど、息子の「自分の手で」という思いに水を差してしまうのも嫌だし、何より「あのカードに刻まれている『WINNER』は言うて僕のことなのでね……」というウルトラリーガーとしての変なこだわりもあったりして。息子の大好きなブレーザーのカードだからこそ、そこに刻まれている「WINNER」はどうしても息子のことであってほしかった。
だからもう優勝できなかったら「おうちギャラクシーカップ」やるかと息子と言い合っていたんです。「この俺に勝ったらブレーザーはくれてやろう。WINNERの称号もお前のものだ。ただし油断はせんぞ」とね。いや、これまでの戦績を比べたら僕そんな偉そうに言える立場では全くないんですが(笑)。
結果的に息子は自力でWINNERブレーザーを手に入れたわけなので、我が家の「定員2名・0回戦なしの『おうちギャラクシーカップ』」は幻に終わりました。
ブログのネタとしてはこれ以上のものは無いだろうと思っていたんです、おうちギャラクシーカップ。実は記事を書く準備もこっそり進めていたりして、今となっては「息子のことを100%信頼する」ということが全く出来ていなかったなと反省しきりです。僕も父親としてまだまだですね。
次なる「WINNER」を求めて
コンビニプリントのめちゃくちゃ雑いプロキシで2弾環境を研究していた昨日の息子ちん。とりあえずメビウスヒカリは組むそうです。 #ウルトラマンカードゲーム pic.twitter.com/yVRKaunz3k
— Ryo (@ryo_nf3000) 2025年1月20日
今週の金曜日(24日)にブースターパック第2弾が発売となり新環境を迎えるUCG。
息子、優勝を決めた直後に同大会に参加されていた「大先輩」と語る憧れのウルトラリーガーさんを捕まえて新環境の研究会を開いておりました。この切り替えの早さも彼の凄いところ。僕ならまずは優勝の余韻に浸りたくて「なにか美味しいものでも食べに行くか〜」となる。新しいカードを使った未知なる対戦は相当に楽しかったようで、結局4時間くらいぶっ続けで練習させてもらっていました。次なる「WINNER」を求める旅はもう始まっているというわけですね。
僕全然把握していなかったんですが、今年は世界大会の予選があったりするんですって。もちろん「上には上がいる」というのが勝負の世界の定説ではあるものの、今の息子のレベルなら結構いいところまでいくのではという期待が高まります。3歳の頃からずっとウルトラマンを好きでい続けている小学生が大人のウルトラリーガーたちを次々となぎ倒していくストーリー、控えめに言って見た過ぎる。
何より、これから少しずつ大人への階段をのぼっていく息子がこれだけ本気になって打ち込めるものを見つけることができている。時にでこぼこ道を歩きながら目線は真っ直ぐ前を向いている。彼のそんな姿をすぐ近くで見守れることに父親として最大級の喜びを感じます。僕にできることがあれば何でもしてあげたい、そういう気持ちです。
……ただ一方で、特にこの1月はUCGに夢中過ぎて息子も宿題忘れたり寝坊したり色々と影響が出ていまして。彼が嫁さんに怒られている姿を僕が離れたところからこっそり見守る、という場面も確実に増えている気がします。
嫁さんに向かって「ママはギャラクシーカップ何回優勝したことある?」ってマウントとりに行ってるの見たときはびっくりしましたけどね。さすがの僕も「そのマウントのとり方はやめとけ」と忠告しました。「おいおい」と(笑)。
まあそれはともかくとして、息子よ本当に優勝おめでとう。ひょっとしたら君は眼中に無いかもしれんが、パパは「ギャラクシーカップ決勝で親子対決」を夢見てこれからもUCG頑張るぜ。一緒に頑張ろうな。
