久々の藤崎竜版の銀英伝の感想です。最新刊の33巻です。前に感想書いたのは20巻の時でした。数年経過してまだ続いています。
今回の目玉は2つ。
- オーベルシュタインの草刈り
- 柊館炎上事件
です。ヤンもロイエンタールも亡くなったあとの物語で寂しさを感じなくもないですが、銀河の激動は続きます。草刈りの方は原作のままなので、個人的に印象深かったのは柊館炎上事件の方です。
表紙にも描かれている通り、アンネローゼが大活躍します。原作や旧OVAではアンネローゼが敵の侵入に対して置物を投げつけて撃退するシーンがありましたが、そこが大きく改変というか解釈が変わっています。
なんとアンネローゼが隠し持った銃で敵兵を薙ぎ倒していきます。エイムも完璧で混乱に動じることもなく冷静に対応している姿が描かれています。その姿に驚いたヒルダは、かつてのゴールデンバウム王朝における皇帝の寵愛を受けた女性はいざという時に皇帝を守るための最後の壁となるように様々な訓練を受けていた、という噂が本当であったのか、と妙に納得しています。
そのままヒルダが産気付いて話はラインハルトの子供の方へ移っていくのでアンネローゼの件はそこまでですが、33巻のMVPは間違いなくアンネローゼであると言える大活躍でした。
次巻は12月の発売のようです。そろそろクライマックスになりそうなので、このまま最後まで完走してくれることを期待しています。