
概要
25周年を迎えたFinal Fantasyシリーズの9作目のナンバリングタイトルであるFINAL FANTASY IXのリマスター版(2017年発売)をクリアしました。
リマスター版に追加されている「ブースト機能」を利用してストーリーを追いかけるだけのプレイになりましたが、逆にストーリーが何にも邪魔されず追うことができて楽しめたのではないかと思っています。
せっかくクリアまでしたのでレビューを書いておきたいと思います。
GOOD

まずは良かったところから。
ブースト機能

リマスター版に追加された機能です。
- ゲージMAX
- トランスゲージとATBゲージが満タンのまま戦闘開始。
- ダメージ9999固定
- 戦闘時の敵へのダメージが9999固定になる。
- よくわからないけどガーネットやビビ、クイナ、エーコの攻撃は敵を回復させてた。
- 他のメンバーで9999が出るので深く追わずにゴリ押しした。
- 高速モード
- ゲーム中の動きが高速になる。
- 早すぎてマップ移動には適さないので戦闘開始時にONにするように使った。
- エンカウントなし
- 雑魚敵とのエンカウントがなくなる。
- 強制バトルはまあまああるので、あまり戦闘が減ったという印象はなし。
- アビリティマスター
- 武器や防具を装備した時にアビリティを習得する。
- 原作の仕様を忘れてしまったが、おそらくは装備してしばらく戦闘を繰り返すと習得だと思われる。
- レベル魔石力MAX
- レベルと魔石力が99になる。
- ギルMAX
- ギルが9,999,999になる。
- 多少使っても再度コンフィグから選ぶとMAXになる。
公式のチート機能とも言えるものですが、使うことでサクサク進みますし、レベル上げやお金稼ぎの必要もなくなり、物語を深く理解することにつながっているかと思います。好き嫌いなどはあるかと思いますが、リマスター作品に搭載される分には問題ない機能かと思います。
リマスター作品ってやる前は懐かしさとか思い出補正のおかげでめちゃくちゃ名作だと思って始めるんですが、なんのかんの面倒な部分もあったりしてクリアすることはあまりなくて買うだけ買って放置してしまうことが多いのです。今回はこのブースト機能のおかげでクリアできたと思っています。
ストーリー

自分はFFシリーズはどのタイトルもストーリーがとても好きです。11と14は作品の性質上やっていませんが、それ以外のタイトルはクリアしていてどの物語も楽しめています。
FF9がその中でも特別好きとか他のナンバリング作品よりも優れているとは言いませんが、どちらかというと7や8あたりで世界観が近代化しつつある物語が中世ヨーロッパの剣と魔法の世界に飛空挺という技術が組み込まれた世界観で「ザ・ファンタジー」と言える路線になったことが特徴的だと思います。
次の10も近代化とアジアンテイストなところがあります。12は同じようなファンタジー感が強く出ていますが、13,15あたりは近代化しており、16で少しファンタジー感が戻ってきた感じがします。
まあ、FFシリーズは作品ごとに世界観もシステムも何もかもが一新されるので統一感は全然ありませんが、逆にその辺りが魅力だと自分は思っています。
グラフィックの改善

画面のアスペクト比は変わっておらず、近年の16:9の画面比率では両側に黒い帯がつきます。少し模様が入っているようにも見えるので、ゲーム側で入れている帯なのではないかと思います。
また、キャラクターやムービーシーンの解像度が高くなっています。そのためゲーム中の主人公たちやNPCなどのキャラクターはとてもくっきりとして見やすい印象です。
逆に背景マップはオリジナルのままなのか、少しぼんやりして見える気がします。ゲームの進行には全く問題ないのですが、大きめのモニターとかでプレイしているとかなり目立ちます。
BAD

まあ、仕方ない部分もあるかとは思いますが、せっかくリマスターで出すなら修正して欲しかったところです。
ブースト機能の設定保存

最初に上で紹介したブースト機能は、ゲームのメインメニューのコンフィグから設定するものと、ゲームでポーズ機能で止めた時に設定できるものに区別されます。そもそも設定はひとつの場所でできた方がわかりやすいと思いますが、どちらもゲームをセーブデータからロードした時に最新のセーブデータ(オートの方)に戻されてしまいます。
これが地味に面倒でした。設定忘れててフィールドで雑魚敵と遭遇してしまうこともあります。まあ、その場合はポーズしてダメージ9999固定とか高速モードとかにすればすぐに終わるのであまり大きな問題ではありませんが。
決定ボタンの仕様

元々PS4ソフトとして発売されているため、決定ボタンが◯となっています。そろそろPS5の×ボタン決定にも慣れてきたのでこのタイミングで◯だとよく間違えてしまいます。
ミニゲームの強制

ゲーム内のカードゲームがあります。FF8からだったと思いますが、FF7リバースでも登場しましたね。楽しめる人はいいと思いますが、個人的には面倒であまり好きではないんです。
自分はRPGがやりたくてプレイしてるのにカードゲームやらされるとか本当に困ります。ミニゲームとしてやりたい人だけ自由にやれるとかなら良いのですが、後半にカードゲームで最低2回は勝利しないとメインストーリーが進まないシーンが出てきます。
ここをブーストして欲しかった。
マップの切り替わり

PS1時代のタイトルなので仕方ない部分ではあると思いますが、この時代のFFはカメラが自由に動かせるのはフィールド上のみなんです。街やダンジョンなどのマップは1枚絵の中をキャラが動く感じです。
それは別に問題ないのですが、この背景のマップが街の中に何枚も場所ごとに用意されていてその場所ごとに視点が異なるんです。
遠景や近景が混じっていたり、真上からの見下ろしマップだったりと画面が切り替わって自分がどの視点から見ているのかわからなくなることが多いです。また、とある場所では画面の奥に向かって進んでいくのに、切り替わった先では画面の奥から手前に向かって歩いてこないといけなかったりして、↑キーだけ押してると前の画面と次の画面を永遠に行ったり来たりしてしまうこともありますし、進む方向とか街全体の位置関係を把握するのがとても難しいです。
オリジナルのFF7, 8, 9あたりが同じ仕組みです。当時は画期的だったんですけどね。今は上下左右どこでもカメラを回して眺めることができてしまうのでその辺は過去作の宿命なのかもしれません。
まとめ

セールで764円で購入したのでめちゃくちゃコスパは良かったと思います。15時間ほどでしたが楽しい時間を過ごせました。
ブースト機能もリマスター版にはよくあっていると思います。昔のゲームは今のゲームに慣れていると難しいというか面倒な部分は非常に多いです。そこを補完するためにいろいろ公式チートとも言える機能で一気にクリアするのは良い選択肢であったと思います。