有力な説は少なくとも2つありそう。
はじめに
AWSサービスには、"AWS"から始まるサービス名(例: AWS CloudFormation)と、"Amazon"から始まるサービス名(例: Amazon S3)があります。
このふたつのプレフィックスの違いを調べてみると、日本語圏では概ね一つの説がヒットしますが、英語圏ではそれ以外の説も見かけます。
今回は、このAWSサービス名の AWS~ と Amazon~ の違いに関する説を備忘録にまとめました。
もし、確かな正解を知っている方がいましたらぜひ教えてください。
AWS ~ vs Amazon ~ の違い
説1: スタンドアロン vs ユーティリティ
- スタンドアロン: それ単体で成立するサービスはAmazon ~
- ユーティリティ: 他のサービスを利用する/利用されるサービスはAWS ~
とする説です。
検索すると、日本語圏では基本的にこの説がヒットします。 英語圏でも、これが最も多く言及されている印象です。
この説に言及しているものは、だいたい下記のstack overflowの投稿を根拠としています。
The pattern is that utility services are prefixed with AWS, while standalone services are prefixed by "Amazon".
Examples of standalone services:
- Amazon S3
- Amazon EC2
- Amazon Redshift. Services prefixed with AWS typically use other services, for example:
- AWS Elastic Beanstalk, AWS OpsWorks and AWS CloudFormation launch other services
- AWS Lambda is triggered by other services
- AWS Data Pipeline moves data between other services
- AWS CloudFormation launches other services
日本語訳:
パターンとしては、ユーティリティサービスには「AWS」の接頭辞が付き、スタンドアロンサービスには「Amazon」の接頭辞が付きます。 スタンドアロンサービスの例:
- Amazon S3
- Amazon EC2
- Amazon Redshift
AWSの接頭辞が付くサービスは、通常他のサービスを使用します。例えば:
- AWS Elastic Beanstalk、AWS OpsWorks、AWS CloudFormationは他のサービスを起動します
- AWS Lambdaは他のサービスによってトリガーされます
- AWS Data Pipelineは他のサービス間でデータを移動します
- AWS CloudFormationは他のサービスを起動します
この投稿をしたJohn Rotenstein氏は回答当時AWSの社員(Senior Technical Trainer)であり、"中の人"の投稿ということで信頼性が高い、というのがこの説が広く言及される理由でしょう。
説2: Amazon発祥 vs AWS発祥
2つ目の説は、サービスの開発経緯に着目したものです。
- Amazon側が自社利用のために開発し、AWSサービスとして外部向けに提供されたものはAmazon ~
- 最初からAWS側のチームが起点となって開発したものはAWS ~
英語圏ではこの説も結構言及されていて、re:Inventで社員からそう聞いたという噂や、AWS meetupで聞いたという投稿、元AWS社員による投稿など、いくつか見つけられます。
例:
- Whats with the AWS service naming scheme - Reddit
- AWS products and services naming nomenclature starting with 'Amazon' vs 'AWS' - Stack Overflow
- AWS service names - AWS vs Amazon. How do they make the distinction? - Reddit
- Ever wondered why some of the offerings from AWS are named with a prefix as AWS and some as Amazon :)
個人的には、こちらの説の方が分かりやすくて好きです。
おわりに
なお、ここで挙げた二つの説は、互いに関係し合っているとも言えます。
例えば、Amazon発祥で開発されたサービスは、スタンドアロンな傾向がある。 AWS発祥で開発されたサービスは、ユーティリティとしてAWSの利便性を高めるサービスな傾向がある、などなど。
なので、単に説2 (Amazon発祥 vs AWS発祥)の結果、説1 (スタンドアロン vs ユーティリティ)が成立する、という話かもしれません。
そうだったら分かりやすいですね。
以上!
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