栃木県日光市から鬼怒川の渓谷をさかのぼること40kmあまり…
野岩鉄道会津鬼怒川線という秘境の路線が はるか会津まで続いています

すまりんたちは昔 尾瀬に行った時 この路線を通ったはずですが🚃 深夜だったので全く記憶にありません^^;
※ちなみにこの会津高原尾瀬口駅が 野岩鉄道会津鬼怒川線の終着駅です

お話戻りまして...
まもなく福島県との県境 というところに 湯西川温泉駅があります

駅の周りには小さな道の駅しかありません

今回の目的地 湯西川温泉は まだここから10kmも進んだ山奥にあります
人里はなれた道を進んで行くと🚗

突如として温泉街が現れました!

人目の届かぬ秘境に集落があるのは この地が平家の落人によって拓かれたからです
湯西川温泉には 平家にまつわる資料館などが点在しています

「平家の里」という施設があって 当時の生活が再現されていました

清盛の家令であった平貞能は 母方の実家 宇都宮氏を頼って鎌倉方に投降し 助命が許されて塩原へと落ちのびました(この件は吾妻鏡に記載があります)
伝説では 平重盛の六男である忠房(あるいはその子)らの一行が 貞能に擁されて 川治の鶏頂山弁天沼のほとりに身を隠しました
しかし 一族に男児が生まれた喜びで端午の節句の幟をあげたところ 源氏の追手がかかり💦 さらに奥地の湯西川へと逃れることとなりました(>_<)
このことから
・端午の節句は一日遅れで祝い 鯉のぼりはあげない
・たき火をしない(煙を立てない)
・犬や鶏を飼わない
などの風習が 今に残るそうです...

※入館料が必要です

冬季でお客も少ないせいか 閑散として売店は閉まっていました

武具や財宝を埋めた(あるいは忠房の墓)とされる塚が残っています

平成6年 鎌倉にある「源頼朝会」と「全国平家会」が手打ちをし 源平の和議が成立しました✨

和議の書も掲示されていました

まるで観光記事になっていますが^^;
実はこれは 今回のお宿ととても関連のあるお話です(^_-)-☆
チェックイン時刻にはまだ早いので「平家の里」から 少し町を散策してみました🐾🐾
こちらが湯西川です

千葉の養老川のような平滑岩盤河床なのでしょうか...
つるりとした特徴のある川です
湯西川沿いには今も かつての集落の名残がありました


『平家集落 階段降りて右側 』という看板がありましたので行ってみました

特に表示されていませんでしたが 多分この建物のようです

この橋から見える場所に 本日のお宿があります

こちらです⤵

川に「かずら橋」がかかっているのが見えますね...

前置きが 長くなりましたが ^^;
今回ご紹介するお宿は こちら...

チェックイン15:00 チェックアウト10:00
※すまりんたちのお部屋は11:00チェックアウトでした

平家の流れをくむお宿で 寛文6年(1666年)創業✨
現在25代を継承する歴史のある老舗旅館だということです

こちらのオーナーのお名前は 伴さん
湯西川に落ちのびた平家の子孫は「伴」姓を名乗りました
「伴」は「人」と「半=平」に分かれ「平の人である」という意味の隠し文字なのだそうです☝
お宿の前にスタッフのかたが待機しておられ 車を誘導して下さいました


送迎はありません
正面にバス停がありますが 本数が少ないので車のほうが便利かも…


※東京方面からの電車の接続については公式ホームページのアクセスの項目に詳しく記載されています

玄関

館内履きは 草履です

到着時 普通の靴下だと履きづらいです(笑)


囲炉裏のあるロビーは吹き抜けになっています

15時前でしたが すでに何組かのかたがチェックインされていて すまりんたちはしばらくこちらのテーブルで 案内されるのを待ちました

窓からの景色は人工的に作られた つららの滝です

日暮れから夜10時まで幻想的にライトアップされます✨
飛騨の「青だる」に似ていました⤵


向こうには 先ほど見たかずら橋がありました

夕食時 この橋を渡ってお食事会場に移動します(^_-)-☆
ラウンジでは自由に飲み物をいただけます

利用時間:14:00~18:00 / 7:30~11:30

いろんなコーヒーカップが並んでいます

紅茶のティーバッグは3種類⤵

コーヒー・お水

リンゴジュース⤵

お菓子(おせんべい)は夕方までの提供です

チェックインの待ち時間に 紅茶とおせんべいをいただきました

チェックインはコロナ対策のためか 宿泊代表者が行います
すまきが玄関すぐの所にあるフロントに呼ばれていきました
この時にドリンクメニューを提示され 夕食の乾杯の飲み物をあらかじめ選ぶシステムだったようです
すまきは すまりんの飲み物をどうしようか迷い とりあえず「烏龍茶」を注文したそうですが 代表者が全員の飲み物を勝手に決めることになるので 皆さん困ることはないのかなぁと思いました^^;
すまりんはこの頃 お酒を控えていたので烏龍茶で問題なかったですけど...
(※多分 あとから注文でも良かったと思います)
ロビーの横には「宝物殿」がありました

見学は自由です(*^^*)


フリーラウンジの横の売店

飲み物やアイスクリーム...

ラウンジにあったおせんべいや お部屋にあるお着き菓子も販売されていました

お宿特製の「香膳十味唐がらし」が名物のようです

客室に案内していただきます

客室数は26室で 東館と西館に分かれていて 全室 湯西川が見える向きにあります
すまりんたちは温泉付きのお部屋を予約していました(^_-)-☆
※館内禁煙で 喫煙場所はロビーと夕食処に設置されています
お客さんがお部屋に案内される都度 歓迎の太鼓が打ち鳴らされます!

平家の家紋 「揚羽蝶」がデザインされた太鼓✨
ちょこっとだけ動画を添付させていただきます⤵
東館に向かいます

東館入り口横に「かずら橋」への出入り口もあります

※かずら橋は 次回ご紹介させていただきます(^_-)-☆
階段を数段下ります


客室208 遊木ゆぎ


左手は洗面所で 正面が居間です(右は押し入れです)

まずは洗面所から

大きなタオル掛けがありました

スキンケア用品は揃っていました


ヘアトニック・リキッド・アフターシェーブローション
クレンジング・化粧水・乳液
凍結防止のためお水はちょろちょろ出したままになっています

アメニティは髭剃りと 歯ブラシのみでした

※整髪料・ヘアゴム・クシなどはフロントでいただけるそうです
お手洗い

消臭剤も備わっていて清潔感がありました

居間


左手の障子の内側が寝室です
入って右手前にクローゼットがありました

下に金庫があります

バスタオルはビニール袋入りで各自2枚ありました

浴衣は 青が「大」で赤が「小」サイズ

パジャマはありませんが 浴衣が2枚ずつあるので困りませんでした
ビニール巾着の中には フェイスタオルと歯ブラシ

歯ブラシは洗面所にもありましたが こちらはお風呂に持って行く用でしょうか
お茶セット

ポットはカラの状態で 水を入れる必要がありました

茶筒の中には個別包装された緑茶が入っていました

大きく膨らんだ座布団は 座るのがもったいないです^^;

テーブルの上にはおしぼりとお着き菓子がありました

お着き菓子「きぬの清流」

バターを使わず 小麦粉と砂糖と卵のみの生地でできた和風クッキーだそうで 中には小豆餡がサンドされています

ほろほろとやわらかい生地でした(*^^*)
鍵は一つです

左手には テレビや冷蔵庫がありました

冷蔵庫はカラです

羽織は大小があります

冬は浴衣の上から羽織り その上から帯をしめて下さいとのことです

寝室

障子で仕切るとこんな風に落ち着いた空間になります

枕は1つ(標準的なものでした)

ベッドの両側にコンセントが1個ずつありました


※ただし右はライトを使用するとコンセントは使えなくなります
寝室にも テレビがありました

右の茶色のはヒーターです
窓際には マッサージチェアと 加湿機能付き空気清浄機も備わっています

露天風呂は窓の外ですが 先に内風呂へ→


小さな洗面スペースとタオル掛けもあります

内風呂(温泉ではありません)



自分でお湯張りして使用します

内湯の脱衣所には暖房設備がないので 障子戸を閉め切ったままだと着替えるのも寒いくらいでした^^;
露天風呂の洗い場は言うまでもなく凍えるので(笑)洗髪等は大浴場を利用されるのも良いかと思います(^_-)-☆
では 客室露天風呂♨へ

窓を開けると 川に向かう階段が現れました👀

ただし 窓から丸見えなので(笑) ⤵

面倒でも身支度を整えて階段を往復する必要があります


湯西川に面した岩の露天風呂です✨

右に脱衣場がありますが 吹きさらしなので寒かったです

露天風呂のバスアメニティはDHCのでした

ほかに 炭洗顔と 炭軽も置かれていました
冬は寒くて 絶対無理ですね^^;
ただし このシャワーホースは あとで活躍しました
屋根付きなので雨天でも大丈夫です(^_-)-☆

100%源泉掛流しの本格露天風呂♨✨

目隠しのすぐ右に かずら橋があります


明るいうちもスタッフさんが通られるので あまり身を乗り出すと見えてしまいます

浴槽の中には腰掛けられる平らな石がいくつかあるので半身浴も可能

泉温 63.1℃ PH 9.0 低張性

清流が間近で見られ 秘境感が半端なく とても癒されるお風呂でしたが 最初とても熱すぎて浸かることができず^^; フロントに連絡して温度を下げていただきました
(フロントで温度管理をされているようで「たしかに熱すぎですね笑」ということで 多分 湯量を絞っていただいたのだと思います)
けれど しばらくたっても熱くて^^; もう一度連絡しました
今度は別のかたが応対され 「やってみますが それでも熱い場合は シャワーの水で冷まして下さい」とのことでした
結局 シャワーのホースを使って 冷ましながら入浴しました
源泉かけ流しなので 薄めるのはもったいなかったですが 仕方ないですね
・・・続