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以前からDirectX 11のサポートが表明されていた「Crysis 2」だが,デベロッパのCrytekは北米時間の2011年6月27日,最新パッチとなる「Ultra Upgrade」を公開した。プレイヤーは,自動アップデート機能を使うか,MyCrysis.comやGeForce.comなどで「Patch 1.9」をダウンロードした後,Ultra Upgradeを適用することになる。また,DirectX 11用の「High Resolution Texture Pack」も公開されており,これはUltra Upgradeをインストールしたのちに導入するもののようだ。
開発元のCrytekで,上級R&Dグラフィックスエンジニアという役職にあるTiago Sousa氏は,「我々にとって最初のマルチプラットフォームタイトルとなったCrysis 2では,すべてのプラットフォームで問題なくプレイできることが最も重要な課題でした。不幸なことに,それが大きな足かせとなり,Crytekの作品に期待されているテクノロジー面での要求に応えられるほど,DirectX 11版の開発に集中することができなかったのです。
これが,Crysis 2の発売後にCrytekの技術開発部門に,十分な時間を与えることにした理由です。Ultra Upgradeは,PC向けのDirectX 11に対応した視覚効果を無償で体験できると共に,DirextX 11とDirectX 9の双方で,グラフィックスやパフォーマンスの最適化が行われています」と語っている。
Crytekによると,今回のパッチによるアップグレードの特徴は以下のようなものになっており,同時に公開されたムービーでも,DirectX 9世代のグラフィックスとの比較映像が楽しめる。
- Tessellation & Displacement Mapping
- High Quality HDR Motion Blur
- Realistic Shadows with Variable Penumbra
- Sprite Based Bokeh Depth of Field
- Parallax Occlusion Mapping
- Particles Motion Blur, Shadows and Art Updates
- Water Rendering improvements and using Tessellation + Displacement Mapping
- Realtime Local Reflections (DirectX 9向け)
- Contact Shadows (DirectX 9向け)
- Improved Tone Mapping (DirectX 9向け)
■Advanced Tone Mapping
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■Screen Space Ambient Occlusion&Screen Space Directional Occlusion
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■Depth of Field
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■Particles Shadows
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■Parallax Occlusion Mapping
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■Realistic Shadows with Variable Penumbra
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最後に,Crysis 2にやや関連した話題を1つ。以下に掲載したムービーは,DirectX 11によるCrysis 2のプレイシーンを収録したもので,上記のような視覚効果を見ることができるが,最後にちょっと気になるテロップが流れる。
それは,「DirectX 11でCrysis 2をプレイして,しかも画面設定は最高。解像度1920×1080ドットで,30fpsをキープする。しかも,ノートPC向けのGPUをNVIDIAが発表する」というもの。詳細は追ってということになっているが,最高画質のCrysis 2をノートPCでプレイできるというのは,なかなか衝撃的な話。このところ,ノートPCに力を入れているNVIDIAの発表を楽しみにしたい。
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