- except の意味と使い方
- 「except +that節」の形
- 「except」は疑問詞と前置詞を続けられる
- 「~だけど」という意味の「except」
- 「except」と「except for」の違い
- 文頭は「except for」
- 「except」と「except for」に明確な違いは無い?
- 用法まとめ
except の意味と使い方
「except」の意味は「~以外は」や「~を除いて」で、語感としては日本語の「~以外」とほぼ同じです。
品詞は前置詞で、後ろには名詞が置かれます。
英語のイメージとしては「全体の中から1つを除外」です。
そのため、「all / every / any」などのような全体を表す単語や、それに相当する語や文脈と組み合わさることが多いです。
例文
I like all vegetables except broccoli.
ブロッコリー以外の野菜が好きです。
※野菜全般の中でブロッコリーを除く
I can eat anything except Natto.
納豆以外は何でも食べられます。
※食べ物の中で納豆を除く
Everyone was invited except John.
ジョン以外、全員招待されました。
※全員の中でジョンを除く
She works every day except on Sundays.
彼女は日曜日以外、毎日働きます。
※1週間の中で日曜日を除く
The post office is open Monday through Friday except holidays.
郵便局は祝日を除いて月曜から金曜まで開いている。
(引用:ウィズダム英和辞典 第4版)
「except +that節」の形
「except +that節」の形で「that節以下を除けば~だ」となり、接続詞的に使われます。
文章パターンとしては「文(,) except that SV」の形で、「that」は省略可能です。
例文
Your plan is perfect, except that it's impossible.
あなたの計画は完璧です。不可能だという点を除けばね。
My cat is perfect except it sometimes scratches on the furniture.
私の猫は時々家具を爪でひっかくことを除けば言うことなしだ。
(引用:ウィズダム英和辞典 第4版)
We had a pleasure time, except that the weather was cold.
寒かったことを除けば、私たちは楽しい時間を過ごした。
(引用:ジーニアス総合英語 第2版 p513)
「except」は疑問詞と前置詞を続けられる
that節以外に、疑問詞と前置詞を続けることもできます。
「except for」の後ろには疑問詞と前置詞を置けません
例文
He never calls me except when he needs help.
彼は助けが必要なとき以外は電話してこない。
I know everything except how to fix it.
直し方以外は全部分かっています。
I go for a walk except on rainy days.
雨の日以外に散歩に行きます。
I never drink coffee except in the morning.
朝以外、コーヒーを飲みません。
Staff are not permitted to make personal phone calls except in an emergency.
(引用:ロングマン現代英英辞典)
緊急時を除いてスタッフは個人的な電話をかけることができません。
「~だけど」という意味の「except」
「except」は、口語では「~だけど」や「しかし」という意味でも使われます。
この意味の場合は「文, except SV」の形になりますが、「,(カンマ)」が入らない場合もあるため、誤読しないよう注意が必要です。
I want to go, except I'm tired.
行きたいけど疲れている。
言い換えると「行きたい、しかし疲れている」で、「but」と似たような意味で使われています。
また、考え方としては「疲れていることを除いては行きたい」と考えることもできます。
詳しい使い方は別にまとめているので、「【接続詞】「~だけど」という意味の「except that」の使い方」の記事と合わせてご覧ください。
「except」と「except for」の違い
「except」と「except for」は意味的には同じです。
ただし、「except for」は「単一のモノの中の1つの除外」や「異なるものの対比」に対して使われる傾向があります。
そのため、「all / every / any」のような全体を表す単語と一緒には使いません。
また、「~を除いては」と訳されることが多いです。
そして、先述のように、that節・疑問詞・前置詞を続けることは不可です。
例文
The room was empty except for a chair.
部屋は椅子を除いて空だった。
※全部屋ではなく「1つの部屋の中の椅子というものを除き」のイメージ
※「部屋」の中の「椅子」という異なるものとも考えられる
The trip was perfect except for the weather.
天気を除けば旅行は完璧だった。
※「その旅行の間の天気を除き」のイメージ
※「旅行」の中の「天気」という別なもの
Your essay is fine except for one thing.
1つのことを除けば君の作文はよろしい。
(引用:ウィズダム英和辞典 第4版)
※「あなたのその作文の中の1つを除き」のイメージ
The auditorium was empty except for a single piece of furniture.
たった一つの家具を除けば、講堂はがらんどうだった。
(引用:DUO3.0 例文126)
※「その講堂の中の1つの家具を除き」
文頭は「except for」
文頭に置かれる場合は「except for」が一般的です。
Except for Nick, everyone came to the party.
ニック以外は、みんなパーティに来た。
Except for the weather, the trip was perfect.
天気を除けば、旅行は完璧だった。
Except for her accent, her English is perfect.
アクセントを除けば、彼女の英語は完璧です。
「except」と「except for」に明確な違いは無い?
以上のように、「except」と「except for」は用法が少し異なります。
しかし、後ろに名詞を置く場合に限り、どちらも同じように使われることも多いです。
そのため、迷ったら、単純に「~以外 / ~を除いて = except for +名詞」と考えておくと楽になります。
I cleaned the house except for the bathroom.
浴室を除き、家を(全て)掃除しました。
Everyone was there except for Sally.
(引用:Cambridge English Dictionary)
サリー以外、全員そこにいました。
She felt fine except for being a little tired.
(引用:ロングマン現代英英辞典)
彼女は少し疲れていること以外は大丈夫だった。
※動名詞も可
明確な違いは3パターン
明確に使い分けされることが多いのは以下の3パターンです。
・後ろに文が続く接続詞的な使い方ができるのは「except +that節 or 疑問詞 SV」
・前置詞が続く場合は「except +前置詞」
・文頭は「Except for, 」
用法まとめ
・「except」の意味は「~以外は」や「~を除いて」
・品詞は前置詞で、後ろには名詞や前置詞が続く
・言葉のイメージとしては「全体の中から1つを除外」になり、「all / every / any」などのような全体を表す単語や、それに相当する語や文脈と組み合わさることが多い
・「except +that節」の形で「that節以下以外は~だ」と接続詞的に使われる
・「except 疑問詞 SV」と「except +前置詞」を続けられるが、「except for 疑問詞 or 前置詞」は不可
・「文, except(that)SV」の形で「~だけど」や「しかし」という意味になる
・「except for」と「except」は意味的には同じ
・「except for」は「単一のモノの中の1つの除外」や「異なるものの対比」に使われる傾向にあるため、「all / every / any」などのような全体を表す単語と一緒には使わない
・文頭に置く場合は「Except for」になる
・「except」と「except for」は口語やカジュアルでは同じように使われることが多い
・迷ったら「~以外 / ~を除いて = except for +名詞」の形と考えると楽
・後ろに文、疑問詞、前置詞を続けられるのは「except」、文頭は「Except for, 」の明確な使い分けには注意