
今回は南シャツでビスポークしたシャツをご紹介。人生初のビスポークシャツ。なかなか面白かったのでビスポークシャツに興味がある方は是非ご覧ください。
シャツのビスポークもいろいろなお店があります。有名な所からそうでないところまで。そんな中で南シャツでビスポークしたのはアンケートの結果。
今年こそシャツをビスポーク!?皆さんはどちらが見たい? - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
オーダーから出来上がったシャツまで全て満足。
南さんからいろいろなお話しも聞くことが出来ました。興味深い話しもありましたので是非最後までご覧ください。
- シャツの生地とディティールを決める。
- ビスポークを憧れにしてはいけない。
- 南シャツのビスポークシャツをレビュー!
- サイズ感と着心地。
- 着用イメージと襟の美しさ。
- シャツの技術の範疇なら何でも仕立てる。
- まとめ。
シャツの生地とディティールを決める。

伺ったタイミングで運よく『DAVID & JOHN ANDERSON』のフェアをやっていたのでそこから生地を選びました。世界でも最高峰の生地で、他店でビスポークしたら7万円以上は優にするとのことでした。
200番手の生地とのことなのでわかる方にはお分かりいただけるかと思います。
ブラウンのストライプは持ってない。そしてブラウン好きでブラウンのスーツやジャケットがワードローブに多いので映えそうだなと思って選びました。
ボタンは右から薄型、厚型、中間とあって中間をチョイス。

ボタンは奈良県産とのこと。奈良県って海ないよね?と思ったのですが日本ではとても有名なのだとか。
採寸ではやはりいかり肩で前肩なのでやはり難しいと言われました(笑)
いつも通りですが、スーツでも同じことを言われるのでやはり難儀な肩をしているのだな、と改めて思った次第です。

襟はレギュラーかセミワイドをおすすめされて、悩みましたがセミワイドを選びました。白無地ならレギュラーカラーにしたと思います。
上の写真を拡大するとわかると思いますが、右から左にかけてステッチの位置が端に寄っているのがわかるかと思います。今まで気にしたことがなかったのですがステッチも味だと思うので一番右をチョイスしました。白無地のブロードなら一番左を選んだと思います。
あとは襟の柔らかさも選ぶことが出来ましたね。
ビスポークを憧れにしてはいけない。

ビスポークは憧れにしてはいけない。
高嶺の花になってしまったらそれこそラグジュアリーブランドでオーダーするのと変わらなくなると思うので。
南さんと会話をしている中で一番印象に残った言葉です。
まず南シャツの価格設定に驚きました。今の価格はわかりませんが、当時はビスポーク、つまり型紙から起こしてシャツを作るのに『DAVID & JOHN ANDERSON』でオーダーしたシャツが 38,500円(税込)でした。
もちろんこちらはマシンメイドの価格で、セミハンドメイドだとプラスでかかりますし、フルハンドメイドになると20万円を超えると言われました。
もちろん3万円を超えるシャツが安いというのは感覚がおかしいかもしれません。南さんも一般的なシャツからすれば高額、そう仰ってました。でもわかる人にはわかる、これがどれだけ頑張っている価格なのか。
ちなみに型紙、裁断は南さんご自身が行うとのことでした。
南シャツのビスポークシャツをレビュー!


ブラウンストライプのドレスシャツ。
- 襟はセミワイド
- 襟やカフの柔らかさは「柔らかい」
- ボタンの厚みは「中間」
- 襟のステッチは一番内側
こんな感じです。細かく見ていきましょう。
襟の雰囲気


とても柔らかい襟で、参考になるかわかりませんがAkamineRoyalLineと同じくらいの柔らかさ。後ほどご覧いただきますが、着用した時の襟のロールも美しい。
運針については1㎝で9針くらい。フライほどではありませんがだいぶ細かいと思います。何のこと?という方に向けて説明すると「ミシンの細かさ」になります。ユニクロのシャツがだいたい6針だと思ってください。
ボタンの厚み&生地の雰囲気

ボタンの厚みも好みが分かれるポイントですよね。
斉藤さん。は厚すぎず、薄すぎないボタンが好きです。理由は一番留めやすいと感じるから。今回選んだのは「中間」ですがやや厚めかもしれません。これは感覚的なものになります。
生地はさすが200番手。滑らかだし肌触りも素晴らしい。
素肌にシャツを着ることはしませんが、着たい気持ちになる肌触りですね。
背中

細かいギャザーが一杯入っています。ナポリのシャツっぽい雰囲気ですよね。
南シャツはビスポークなのでもちろんギャザーなしでも大丈夫なのですが、お任せしたところ入れることになりました。ギャザーのおかげか可動域は素晴らしいですね。

ダーツも入っています。
とてもスッキリとしたシルエットになったと思います。
サイズ感と着心地。


ビスポークにサイズ感も何もないのですが、他に何といったものか。
ご覧の通りドレスシャツらしく着丈は長いです。
とてもスッキリとしたシルエットでキレイに見えますよね。実際にはお腹が出ているオッサンなんですけどね(笑)
着心地は完璧です。素晴らしい。
特に肩回りの可動域は本当に素晴らしくて、何なら野球が出来そうなくらい。やらないけど。それくらい肩の可動域が広いということです。
着用イメージと襟の美しさ。

COL(コルウ)のビスポークスーツ、フランチェスコ・マリーノのネクタイと合わせてみました。いかがでしょうか。襟のロールが美しいですよね。
ストライプのシャツですが、ペンシルストライプくらいの細さなので、あまり主張することなく程よく主張してくれます。
この写真のように全体的にブラウンの装いにも合いますし、ネイビー系の装いにもピッタリなので使いやすい色柄だと思います。

胸元をアップにしてみました。うん。良いVゾーン。
シャツの技術の範疇なら何でも仕立てる。
シャツジャケットも仕立てられるそうです。
もちろん型紙を作って仮縫い付き。価格もかなり控えめでした。
でもシャツジャケットで気になるのが洗濯ですよね。聞いたところ‥
「普通に洗濯機で洗って大丈夫です。シャツなので」とのことでした。
フランネルはさすがに厳しいのでは?と思って聞いたところ「洗濯することで生地が縮むので先に洗濯をしてから仕立てることも可能です」と。
カシミヤでも同じこと出来るとのことでした。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回は南シャツでビスポークしたシャツをレビューしました。
仕立てた感想は究極の実用シャツといった印象を持ちました。今はわかりませんが、当時は安い生地であれば 20,000円台 からオーダー可能でした。
ビスポークを憧れにしてはいけない。
南さんの言葉ですが、この言葉通りに実用性がとても高いビスポークシャツだと思います。またいつかと思いつつ伺っていません。シャツもパンク状態でして‥またいつか伺うとは思いますし、その際はもっとベーシックで安価なシャツでビスポークしてみたいと思いますね。
今回は以上です。ありがとうございました。