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スーツ好き必見!信頼できるクリーニング店「ニック」を徹底取材

今回はスーツ好きを悩ませるクリーニング問題について。信頼できるクリーニング店「ニッククリーニング」をご紹介。店舗に伺って取材してきました。

 

当ブログでも度々取り上げてきたのがクリーニング問題。

お気に入りのスーツを安心して任せられるクリーニング店が少ない、あっても高額で気軽に出すのが難しい。同じ悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。

 

今回は70年以上続く東京神奈川を中心に店舗を展開するクリーニング店「ニック」さんからお声がけをいただけたので取材をさせていただきました。

ファッションのお手入れ専門店 株式会社ニック | クリーニング・修理・お直し)

 

斉藤さん。の中で気になるポイントを確認してきました。

是非ご覧ください。

 

 

スーツをクリーニングに出すのが恐い。

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スーツはクリーニングに出さない方が良い。

 

この言葉はスーツ好きであれば聞いたことがある方も多いでしょう。

それは何故か?

 

一般的なクリーニング店では「ドライクリーニング」でスーツを洗っています。このドライクリーニングには石油系の溶剤が使われることが多く、これによってウールなどが本来持つ動物性の油分が落ちてしまうからです。

 

そしてプレス(アイロン)も信頼できないところが多い。

上から押さえつけるようなプレスをされてしまうと平面的になってしまうし、美しいラペルロールが潰されてしまう。

 

最後に保管時のハンガー。

針金のような細いハンガーに長期間吊るされてしまうと肩のラインが壊れてしまうことがあります。

 

このようにポリエステルの安価なスーツであれば大きな問題にならなくても、高額なスーツをクリーニングに出すのはリスクが大きいから「スーツはクリーニングに出すな」と言われてきたわけです。

 

ニックを取材してきた。

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ニックが目指すクリーニングの姿と説明。質疑応答、そして工場見学。

たっぷり時間をいただいて説明をいただき大変勉強になりました。

 

上の画像知ってました?

クリーニング店はコンビニの約倍の店舗数があって、そのほとんどは「取次店」と言われる受付のみをしているお店だということ。

取次店の場合は預かったものを工場に送る、仕上がったものを顧客に返却するだけ。

個人店は自分の店舗でクリーニングを行うお店で、技術的にも高いところがあるようですが近年では後継者不足なので減っていると聞きました。

 

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ニックでは「Fashion Care」を名乗っています。

従来のクリーニングは汚れを落とすことに主眼を置いていたし、汚れが落ちればいいとされていました。

ニックは状態を維持すること、そして蘇らせることに力を入れているとのことでした。この辺で「経年劣化」と「経年変化」の話しになって、「やはり経年変化していくように良いものを長く着たいですよね」という話しで盛り上がりました。

 

水と油で傷むのは?実験してみた。

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左がニックで使用しているドライクリーニングの溶剤。右が水。

中にトイレットペーパーで織られた鶴を入れて振ってみたところ、水に入れた鶴は粉々になりましたが、溶剤に入れた鶴はほとんどダメージなし。

 

ニック社員:ドライクリーニングの方が傷まないんです、斉藤さん。

斉藤さん。:え?いやいやでもスーツの動物性油分が抜けたら台無しですよね。

 

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ニック社員:ドライクリーニングの溶剤は石油系だけではなく、ニックでは石油系を使っていないんです。使用しているのは「ソルカン365」という溶剤で、とても素材に優しいものなんです。

斉藤さん。:いや、全然知りませんでした。ドライクリーニング=石油系かと。問題は‥溶剤の価格ですかね(笑)

ニック社員:そうなんです(笑)

 

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ニック社員:また、ニックでは毎回溶剤を蒸留して使用しています。一般的なクリーニングだと溶剤が汚くなるまで使用してその後は廃棄なのですが、ニックでは常にきれいな溶剤を使えるように蒸留しています。

斉藤さん。:あれ?そうすると一般的なクリーニング店で溶剤が変わる前に当たるとどうなるんですか?

ニック社員:・・・。正直汚い溶剤で洗っているところとかあるのが実情です。お店ごとに基準も違いますので。

斉藤さん。:(クリーニング屋の闇だ‥)

 

質疑応答①

ニック社員:なぜスーツを出すと傷むイメージがあるのでしょうか?

斉藤さん。:過去に痛い目にあった先達から引き継いでいる部分が大きいと思います。ただニックさんの説明を受けて思ったことは、ニックさんでは大丈夫でもほかのクリーニング店では大丈夫でないということが多いのではないでしょうか。

そうするとやはり悪いイメージは残りますよね。だからこそ難しい問題だなと。

 

斉藤さん。:服好きからするとクリーニング店はブラックボックスの部分が多すぎると思うんですよ。説明を受けた溶剤もそうですし、プレス(アイロン)や保管も見えない。もっとそういう部分を見せた方が安心に繋がると思うんですよね。

あと多少高額でも構わないので保管(ハンガー)も含めてしっかりしたサービスがあると嬉しい。

ニック社員:ご意見ありがとうございます。参考にさせていただきます。

ちなみに高額なサービスってどれくらいの金額のイメージでしょうか?

斉藤さん。:スーツで7,000円、8,000円でも利用します。1万円を超えてくるとちょっと難しいですね。気軽に出せる感じではないと思います。

 

斉藤さん。:プレス(アイロン)の技術って人によると思うのですが、その辺はどうなっているのでしょうか?

ニック社員:弊社では資格制度を取り入れていて、高額なクリーニングサービスの場合は資格を持った職人が行っております。

 

工場見学

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クリーニング店の内部に入ったことがある方は少ないでしょう。

今回は特にプレス(アイロン)に興味があって技術を見せていただきましたが‥

 

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店員さんがおもむろにご自分のジャケットに油性ボールペンで落書きを‥

「ええっ」となったのですが

 

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シミ抜きをしたらあっという間にキレイになりました。

この道具欲しいって思いました(笑)

 

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実際にプレス(アイロン)をしているところを見せていただきました。

プレス機って上と下で挟むことも出来るのですが、ニックさんではもう利用していないとのことでした。

実際のプレスは職人芸でしたね。こういうときに動画だと伝えやすいのですが。

 

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最初に見せていただいたラペルはこちら。

個人的には微妙でそれが顔に出ていたのでしょう。

 

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「こうですね」と言われてサッと再度プレスして指で曲げるように整えたのが上の写真。とても美しいラペルロールですよね。

どうもプランによってもいろいろ変わるようです。

 

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こちらは溶剤を蒸留している写真。

奥で泡立っているのが伝わりますでしょうか。

 

宅配クリーニングもやっています。

漫画でわかるニックのおすすめ宅配クリーニング

 

ニックでは宅配クリーニングが出来るとのこと。

上の漫画があるページよりもこちらの方がわかりやすいかもしれません。

 

こちらについてもいろいろとお話しを伺ってきました。

宅配クリーニングではスタンダードプランとライトプランがあって、ライトプランはドライクリーニングオンリーとのことでした。

スタンダードプランは高額な衣類対応で一点一点に合わせた対応をして下さるようです。

 

ちなみにスーツの場合、上下でカウントされるので2点になるようです。

シャツでも同じ1点にカウントされますので、お願いするならジャケットやコートの方がお得感がありますね。

 

質疑応答②

 

斉藤さん。:私は面倒なのが嫌いなのですが梱包するキットみたいなのはあるのでしょうか?

ニック社員:ございます。初回お申し込みの方に「発送キット」をお送りします。

 

斉藤さん。:自分が所有している服がスタンダードプランなのかライトプランなのか判断するのが難しいと思うので、出来れば送ってからそちらで判断していただけると助かりますね。

ニック社員:ご意見ありがとうございます。参考にさせていただきます。

斉藤さん。:ちなみにライトプランで5点送られてきたけど、その中で1点だけスタンダードプランじゃないと対応できないってことはありませんでしたか?

ニック社員:ありました。その場合こちらからご連絡するようにしております。

斉藤さん。:その場合ってその1点だけスタンダードプランになるのでしょうか?

ニック社員:いえ、申し訳ないのですが全てスタンダードプランとなります。

 

斉藤さん。:長期保管もご対応されていますが、ハンガーはどのようなものを使ってますでしょうか?

ニック社員:ハンガーについては一般的なクリーニング店とあまり違いはありません。そのため高額なスーツなどには適していないかと思われます。

斉藤さん。:残念です‥。例えばクリーニングするアイテムと一緒にハンガーを送って保管してもらうとかはいかがでしょうか?

ニック社員:ご意見ありがとうございます。参考にさせていただきます。

 

まとめ。

いかがだったでしょうか。

今回はニッククリーニングさんで取材させていただきました。大ボリュームの記事になってしまいましたが、クリーニングでブラックボックスになている部分について取材出来たのではないかと思います。

他にも写真はあるし、いろいろ伺ったのですがあまりにもボリュームがありすぎるので割愛させていただきました。

 

実際に2時間以上取材をさせていただきました。

斉藤さん。が不安に思っていた部分はほとんど解消できたこともあって、取材以降はずっとクリーニングではお世話になっています。

興味がある方は以下からご覧ください。ダウンや布団、珍しいものではテントなんかもクリーニング出来ますよ。

 

 

今回は以上です。ありがとうございました。




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