前回は放火事件のあと、小佐内さんの猛攻に瓜野君が屈して終わり。
全体
ちょっと締めを急ぎすぎていて、事件の解決編も関係の復活も中途半端に思えた。前回でたっぷり枠を使った反動なのか?
解決編に納得できず
事件の解決説明をアニメで見ても、あんまり納得できなかった。1期から思っていることだが、このアニメは推理モノとしてはだいぶ弱い。
・瓜野君が陥った「放火地点に無理やり共通点を見つけてしまった」点への説明がすっぽり抜けていること。
・①6年前の防災計画を見て逆順で事件を起こすというのは考えにくい→②でも事件は防災計画通りに起きている→③犯人は事件の予想をしている月報船戸を見て放火している。この論理構成のうち、②を抜かして①→③と展開しているので説明不足に感じること。
・前々から書いていたが、放火時刻変更*1や壊れた時計場所変更*2を行ったにもかかわらず結論は原作通りであること。
復縁
復縁シーンは1期から続く背景チェンジを使って美しく仕上がっていた。まあただ……。これは完全に個人の趣味なのだが、放火事件後の深夜、元カレの瓜野がボコボコになった公園で、お互いの元恋人をダシにしながら復縁の話をしているという最悪の構図も好きだった。*3キレイになって拍子抜け感ある。
小鳩君の元恋人である仲丸さんの話はほとんど出てこなかった。仲丸さんと小鳩君が上手くいかなかった理由は、直接的にはアニメで言われた通り小鳩君が二股三股を意に介さなかったからではあるが……。アニメだと全カットされていた、小鳩君の華麗な推理を仲丸さんが気にも留めなかったため、小鳩君は仲丸さんを見放していた。*4だから二股三股なんて気に留めなかったんだよね。アニメだとまるで小鳩君がサイコパスだから彼女の浮気を何も思わなかったかのように見えてしまうが、ちゃんと理由があるのだ。仲丸さんの話が全スキップだったせいで、「僕の本当の趣味はこっちなんだ」のセリフもめちゃくちゃ唐突になっている。仲丸さんとの他愛無いデートや会話より、謎を解いて真相を暴露する今の会話がめちゃくちゃ楽しいってこと。セリフをアニメ尺に合わせてカットして不自然じゃないようにする点については今までよくできていたが、この大事なシーンでボロが出てしまっていた。
去年の夏に分かれたときの話をしているとき、急に【互恵関係】の話が出てくる。このワードを使うのを意図的に避けていたようだが、*5ここで突っ込んできた。互恵関係の話をしないと、こっから告白に至る2人の関係の基礎がわからんからな……。もっと早く説明してても良かったと思っている。
イマイチなところを挙げてしまったが、復縁話はもどかしい、うにょうにょ言い続ける会話の雰囲気が良く表れていた。こいつら告白も背中向けあってするんですよ。アニメの雰囲気はけっこう好き。
復讐の理由
最後の最後。あえて文字だけで終わらせてきた。いや~、声優さんの演技も聞きたかったけどねえ。黒背景に白文字っていうのにこれまで意味が持たせられているならこれでも良かったんだけど、メッセージのやり取りとか写すのにも使っているから特別でもないし。
その他
・栗きんとんとマロングラッセの話はあったが、小鳩君の考察なし。ここは説明しきれないか。