前回は悪役のヤスダにアトリがボコボコにされている所に、夏生が来たところで終わり。
全体
原作の魂を受け継ぎつつもアニメ用にアレンジされながらもより印象に残る形に。ちょっと言葉できないほどよい。う~ん、最高のアニメだ。
暴力には暴力を、それでも……
夏生までボコボコにするサイボーグハンドヤスダに鉄拳制裁。待ってましたとばかりに「人間を攻撃するヒューマノイド」を嘲笑するヤスダを5連撃で沈める。いわゆるスカッとするシーンではあるものの、アトリから出るのは「自分は人間を攻撃する欠陥品だ。破壊してくれ」という懇願。それに対して夏生は「ひどいことを言って済まなかった。アトリには心がある。我慢しなくていいんだ」と返す。
微妙につながっていない気もするが、「心がある=大事なのは心をコントロールすることだ」という話に集約されているのかな。
自分自身で「心がない」という枷をはめ込んでいたせいで、今まで泣くことも照れることもなかったアトリがようやく泣くことができた。こんなにうれしいことは無いよ。
回想
原作より詩菜とアトリの愛情が深く、そして断裂にいたった経緯が生生しく描かれている。口癖の理由まで回想に埋め込むとか天才か?結末知っててもつらくなる詩菜お母さんのおかしくなり方。人の為を思ってやった行為がその人に受け入れてもらえなかった、それでも詩菜のためを思ったアトリの愛情は苦しい気持ちになる。
実は詩菜からも謝りたいと思われていた、それだけでアトリは救われたはずだ。
受け継がれる心
とくによかったのが詩菜からアトリへ、アトリから幼少期の夏生へ、夏生からまたアトリへ受け継がれた大丈夫だよのシーン。流石に泣ける。
まとめ
前回からの騒動、何よりアトリの感情について決着をつけつつ、最高の締め方で終わった。
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(あとは原作の話をします。)
おまけ あのセリフなかった……
ちょっぴり残念だったのが、夏生がログを見たときの「人間のフリをするな!」⇔夏生がアトリを救うときの「ロボットのフリをするな!」*1の黄金の対比がなくなっていたこと。文言で印象付けるのはノベルゲーム特有で、アニメだと印象と言うよりは夏生の丁寧な語り口でアトリの心を揺さぶっている。
やっぱり原作通りの展開で行くのか……ぐったりするアトリを見ると苦しい。
*1:好きなセリフなのにうろ覚えだな……原作見返します。