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「読書感想『扇物語』西尾維新」

 

 大学生編、友人の命日子から始まりひたぎや老倉までも 『謝らせる』 
怪異とおぼしき妖魔令の事件と、
恒例の撫子パートを併録。

 

差し込まれるモノローグに対して油断していた一冊でした。
しかも巧い事に撫子編でパーティに加わるあの人物の登場をほのめかしてもいますね。

 

 大学生編は初期の本シリーズを踏襲しながらも、
その心理と解決法により深く踏み入り、
吸血鬼の力業ではない社会に生活する立場の人間としての解決を
なんとかアプローチしようとしているように思う。
この辺は、高校生時代の反省から変わろうとしている過程だと受け取れるが、
まだ満足にできていないあたり我らが阿良々木くんである。

 

 この変化は闇と影のキャラだった彼が
大学時代を通して光の指す場所に還っていくかのようだが、
怪異との縁自体は切れないのは
忍とのペアリングからもう必然ではあるが、
そんな光と闇の両方の立場だからこそ
怪異に悩む人たちを助けられる人間にもなっていくと思う。

 

大学生編では変わるところと、変わらないところが描かれるのかな?

 

 撫子がパーティを組んで向かうさきに待つ洗人が
あの人の近しい人というのは意外だったが、
確かにいい年だしいてもおかしくはない。
けれど、あの人にもうけさせる男なんて想像がつかないし、
恋しての……とも考えにくいので、案外直接の存在ではないのかも。

 

大学生編も残すところ二巻らしく、
スーサイドマスターの再登場や撫子編などで 
(しかも2巻同時刊行予定) 
久しぶりに西尾本の続きが楽しみです。

 


ではまた次の本の感想で。

 

 

 




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