答弁の危うさ
高市首相の「存立危機事態」発言 台湾侵攻抑止へ「正論」も、準備不足は否めず - 産経ニュース
高市早苗首相の台湾有事を巡る国会答弁は大胆な答弁だった。
中国軍が「戦艦」を使って台湾を海上封鎖すれば「存立危機事態」と認定する可能性があると認めた。
首相答弁は中国の台湾侵攻を抑止する効果がないとはいえないが、政府全体で周到に用意して答弁に臨んだ形跡は見当たらない。
これまで政府は存立危機事態について具体例を示さず「総合的に判断する」と答弁してきた。
「具体的なケースは手の内を明かすようなものだから言っちゃだめだ」
何が存立危機事態に当たるのかを明示すれば、中国が「それ以外だったらやってもいいのか」と考えかねないという意味だ。
首相周辺は「首相が答弁で踏み込んでしまう癖があることを分かっていたのだから、事務方がもっと支えなければいけなかった」と後悔を口にする。
政府関係者の言葉から透けて見えるのは、政府内で準備を重ねて答弁したというよりは、国会論戦の売り言葉に買い言葉で本音を漏らしてしまったという実態だ。

どのタイミングで、どこまで手の内を明かし、いかなる効果を狙うのか-。
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