【中国経営者が語る】経営が変われば、「象印」は世界で飛躍する
中国大手家電メーカー「ギャランツ」による象印株の保有が判明したのは2018年のこと。現在は筆頭株主となり、両社の緊張が高まっている。
ギャランツ側は2021年、株を買い増し、象印は今年1月になって買収防衛策を導入。
世界の電子レンジ市場で大きなシェアを持ち、中国で「電子レンジ王」と呼ばれるギャランツ。

中国の家電業界は、熾烈なシェア争いがあり、売上高が4兆円を超える美的集団のような最大手家電メーカーとは、ギャランツでは正面から戦っても勝てません。開発商品の特化や国外展開が必要です。
少し前まで、日本で爆買いする中国人観光客のお土産の定番に、魔法瓶や炊飯器がありました。象印は、中国でも非常に知れ渡っているブランドです。
象印の魔法瓶や炊飯器を中国で生産して販売網に乗せれば、最大のシェアをとることもできるでしょう。
ギャランツは日本進出を慎重に進めてきており、2016年に大阪に日本法人を設立、ギャランツの研究開発センターにパナソニックの副社長経験者や技術職をスカウトしました。
ギャランツが狙いを定めているのは、象印だけではないはずです。