三菱重工の造船所売却、突き動かした“韓国LNG船"の猛威|ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
ただ、ふたを開けてみると受注できたのは圧倒的に韓国勢。日本勢は蚊帳の外に置かれた。
明暗を分けたのは価格競争力だ。世界最大手の現代重工業は、スケールメリットを生かし、年間10隻以上をまとめて建造。資材調達力と連続生産による習熟度向上を合わせて、コストを引き下げていくやり方だ。
韓国政府もこの動きを全面的に後押し。
「韓国勢に対抗するには現在より1―2割安い値段で注文を取らなければならない」―。造船各社の首脳は口をそろえる。