2016年6月末に東芝の白物家電事業を買収した、家電世界大手である中国・美的集団(マイディアグループ)。家電メーカーへのOEM(相手先ブランドによる生産)供給が中心で、日本では馴染みが薄い。
今までの海外ビジネスはOEMが中心でした。世界中の有名な家電ブランドを持つ企業に商品を提供してきました。
美的と東芝は知らない間柄ではありません。エアコン向けのコンプレッサー(圧縮機)事業での合弁事業を皮切りに、90年代から協業をしてきましたから。つまり20年以上、パートナー関係でありました。
美的はブランドビジネスを伸ばすグローバル戦略を進めています。そういう意味で、東芝が白物家電事業を売り出すというタイミングが本当に良かった。世界に出ていくには、東芝のブランド力が必要だったわけです。
東芝が日本やアジア市場で事業を展開しているのも魅力的でしたね。これらの市場でブランドビジネスを展開できるようになりますから。