使用済み大豆油にすら混ぜものして輸出する
中国からの廃食用油の大量流入に米業界団体が反発、関税引き上げ要求 - Bloomberg
大豆加工企業は、大量の廃食用油が中国から輸入されることで、再生可能ディーゼルやサステナブルな航空燃料に使用できる米国産農作物由来の原料需要が減退していることを憂慮している。
また、アジアから入ってくる廃食用油は本物ではなく、パームなどの生の植物油と混合されているとの未確認情報もある。その場合、商品価値はゆがめられ、米国のバイオ燃料関連法を損なう恐れがある。

国内食用油の年間消費量は約234万tで、UCオイルの年間発生量は全体で約52~54万tと推定されます。
UCオイル=飲食店や食品工場で使用済みまたは賞味期限切れなどで廃棄された食用油を世界的に「UCオイル」(通称:UCO)といいます。
このうち、外食産業・食品産業などの事業系から排出されるものは、長きにわたってほとんどが回収され、再生工場で精製・調整され、各用途に利用され、資源のリサイクルに大きく貢献しております。
天ぷら店が「都市油田」に!? 廃食油が航空燃料になるから争奪戦 ルール求める声まで出る理由とは:東京新聞 TOKYO Web
飲食店などで揚げ物などに使われた油が、いま注目されている。植物からつくられた廃食油は、再利用して二酸化炭素(CO2)の排出量が少ない航空機用再生燃料(SAF)の原料となるため、海外への輸出が急増している。
このままでは飛行機を飛ばすために飼料用原料が圧迫され、鶏卵が高くなるということにもなりかねない。
食の安全保障の観点からも懸念の声が上がる。東京大の鈴木宣弘教授(農業経済学)は「価格高騰などで海外から飼料が入りにくくなっており、国内で活用できる廃食油は貴重な資源。飼料として資源を循環させることは持続性や環境面での貢献となる。食糧生産への活用が優先されるべきではないか」と強調する。