旧Twitterを見ていると「Markdownが難しい」という意見を見かけます。 たしかに、文章を書くのにわざわざ、 こんな変な記号を覚えなきゃいけない理由がわからない。
それで「Markdown入門:初めの一歩」を考えてみました。 内容的にはいつも書いていることだけど、 ちょっと切り口を変えてみます。
箇条書きで書く
Markdownとは箇条書きで書くことです。 句読点ごとに改行する。 普通のメモ帳ならこんな書き方はしません。 改行無しに繋いで書くでしょう。
Markdownの場合は一文ずつに改行が入り、 ところどころに何も書かれない空行が挟まる。 まるでポエムのように空白の多い文章になります。
これをプレビューすると、 それぞれの文章が連結して「段落」になります。 つまり、印刷したりブログに投稿したりすると 「普通に書いた文章」に変換されるわけです。
こんな段落書きに変わります。
行単位で編集する
箇条書きにするとどんな利点があるのでしょう。
パソコンだと、シフト・キーを押しながらカーソル・キーで行の選択ができます。 iPadだと3回連続でタップすると行単位での選択になります。
こうするとカットやコピーがしやすい。 行単位の編集がしやすいのがデジタルの特徴です。 手書きだとうまくいきませんよね。 エディタで書く利点はそこにある。
Obsidianだと「上の行と入れ替える」や「パラグラフを削除」のコマンドがあり、 さらに行単位の修正が簡単になります。
箇条書きだと、論の飛躍があったとき、 行の並び順を変えたり、間に繋ぎの文章を追加したりできます。 文章の流れを整えるのが手軽にできるのです。
見出しをつける
箇条書きを並べ替え、内容が読みやすくなったら見出しをつけます。
Markdownの見出しは # を行頭につけることで表現します。
こんな感じですね。
見出しをつけると、Obsidianだと「アウトライン」で確認できます。
アウトラインとは目次のこと。
#の並べた数で段差を表すことができます。
タップするとその見出しまでジャンプします。 長い文書を書くときこれは必要。 しかも「アウトライン」で見出しを長押しすると入れ替えもできます。
「見出し+内容」を「セクション」と呼びますが、 そのセクションの編集ができるわけです。 どうすると伝わりやすいかなあ、と考えながら並べ替える。
セクションは折り畳むことができます。
見出しだけが並ぶ「目次」に変わります。 行末の「…」まで選べばセクション単位のコピペもできます。 書きすぎたら、その範囲に見出しをつけて削除。
行頭の「>」をタップすると、 そのセクションだけ開くこともできる。 全体の位置取りを意識しながら、 セクションの中身を推敲できます。
まとめ
以上がMarkdownの基本的な思想です。 編集しやすい箇条書きで書きながら、 読みやすいセクション構造で表示する。 一石二鳥の欲張り設計。
ブログの記事くらいのサイズだと、 ここに挙げた方法だけでも書きやすい。 「見出し+内容」の積み木になっていますからね。 思考の整理がしやすい。