「Markdownって何? おいしいの?」という人でも安心。 病みつきですよ。
Obsidian
サブタイトルが「Connected Notes」。 それで「内部リンクを使ってグラフビューを育てて」って話になりやすいのかな。 けれど、しばらくするとグラフビューは立ち上げなくなります。 Obsidianは「そこ」じゃないと思う。
イメージとすると「プラモデル」を作る感じ。 パーツを集めて組み立てる。 「テキストを書こう」と思うと出だしでつまずきます。 でも「パーツを集めよう」と考えるとハードルが下がり、書き溜めることができる。
そのためにMarkdownを活用するのがObsidianです。
たとえば見出し
行頭に # をつけると見出しになります。
#### たとえば見出し
Style Settingsプラグインで見出しを色付き・下線付きで表示しています。 これはこれで読みやすくなりますが、今回その話ではありません。
見出しは折り畳めます。 行頭をタップすると、次の見出しまで隠す。 そこが楽しい。
モバイルツールバーの「すべての見出しとリストをフォールド」で折り畳むと「目次」になります。 全体の構造を見渡せる。 必要なところだけ開けば全体像を見失わない。
並べ替え
折り畳まなくても「目次」を出せます。 それが右サイドバーの「アウトライン」です。
アウトラインに見出しが並んでいる。 この見出しをタップすると該当箇所までジャンプします。 ほんとに「目次」になっている。
しかも見出しを長押しするとドラッグできます。 順番を入れ替えることができる。 アウトラインを並べ替えることで本文の順番を変更できます。
ズームする
Zoomプラグインを入れるとズームできます。
見出しで実行すると、テキストの一部だけを取り出します。 Workflowyなどでお馴染みの操作ですね。 それが普通のテキストでも可能になります。
全集中しやすい。 テキストを「カードの集まり」と見立て、そのカードを一枚ずつ埋めていく感じになります。 コツコツ書いていくと、いつの間にか全体が仕上がる寸法。
箇条書きが基本
Markdownはプレビューすると改行が無視されます。 変な特徴でしょ?
箇条書きで並べても、プレビューでは「段落」になる。 段落にするには「空行」を挟むルールになっています。 空行が段落の区切りを表している。
この箇条書きを活かす。 「上の行と入れ替える/下の行と入れ替える」というコマンドが用意されている。 「行」をパーツと見なす操作ができるわけです。
実は、はてなブログにも「編集モード」に「Markdown」があり、 箇条書きのまま投稿しても段落化するようになっています。 これ、あとから編集するのが楽なんですよね。 行をトリプルタップすると選択になり、削除やカットをしやすい。
行をパーツとして扱う。 初めから段落として書いては、この利点が活かせません。
プラモ感覚
「見出し+本文」は「セクション」と呼ばれます。
ノートはセクションという「パーツ」の集まりと見なされる。 セクションは行単位という「パーツ」の集まりとして扱われる。 この多重構造がObsidianの根本思想です。 テキストは「パーツ」の積み上げで作られる。 プラモデルになっている。
このテキスト観をメタレベルに引き上げると「ノートをパーツと見なす」があるかもしれません。 それが「内部リンク」ですね。 ノートへのリンクを集めたノートを作る。 MOCと呼ばれたりツェッテルカステンが絡んだりしますが、 でもまあ、初めのうちは気にしなくていいと思う。 そこはあとで勉強しましょう。
設定の「エディタ」で「見出しのフォールド」をONにしてください。
見出しでの構造化をマスターする。 見出しを折り畳んだり並べ替えたりしながらプラモ感覚を身につける。 テキストをアウトライナー的に扱う面白さを育てていく。
ほかのマークダウン・エディタじゃ、この感じは出てきません。
まとめ
Unixにorg modeという記法があって、Obsidianはその影響を受けたと推測します。 テキストをorganizeする。 そんな考え方です。
これをMarkdownで再現しようとした。 それがObsidianではないか。
リストの構造化についても書いたのですが、冗長なのでカットしました。 そうした編集がしやすいのもObsidianの利点ですね。