小籠包といえば台湾のイメージだったのだけれど、上海に行ったら、小籠包の発祥は上海だときっぱり言われる。
諸説ある小籠包の起源は、1871年ごろ、中国上海郊外の南翔(ナンシアン/Nánxiáng)にあると言われている。そして1900年に開店した「南翔饅頭店」がその代表、というのが上海では一般的だ。
「南翔饅頭店」(なんしょうまんとう店)の六本木店に行ってきた。

nansho-mantouten.createrestaurants.com

上海で一番有名なのは、上の写真の豫園(ユーユエン/Yùyuán)の本店。
わたしも何度も行ったはずなのに、一度もブログに書かれていないのはなぜなのだろう。小籠包のことはちょこちょこ書いているのだけれど、あえて「南翔饅頭店」については書かなかったみたい。
翌年に上海に引っ越すことになるとは知らず、2016−17年の年末年始に台湾でせっせと食べた小籠包のお店のことは一生懸命書いたのに。
ちなみに、上海と台湾の小籠包の違いは、皮の厚さとひだの作り方。上海の方が厚みがあって、肉まんの皮のようなイメージ。一方、台湾は薄くて、ひだが細かく寄せられている。


左が上海系「南翔饅頭店」、右が台湾系「鼎泰豊(ディンタイフォン)」の小籠包。日本のお店もちゃんとそれぞれの系譜を受け継いでいる。
もちろんお店によってもオリジナリティあふれる小籠包なので、上海にも皮薄め、台湾にも皮厚めのお店もある。
個人的には、小籠包は皮薄めが好みだし、変わりダネ的な小籠包よりは、豚肉の小籠包が好み。まあ、もともと食のチャレンジはしないほうなのだ。
とか言って、今回は年初めの小籠包ということもあって(?)、変わりダネにいってしまった。
海鮮麻辣特大スープ小籠包!
名前の通り特大の小籠包(もう、小じゃない…)の中には、海鮮の麻辣スープ。ついてきた太めのストローで、火傷に気をつけながらスープをいただく。

ストローで熱々のスープをいただく狂気のスープは、上海ではレストランというよりも、食べ歩きのワンホンメニュー(写真をとってSNSにアップする用)なイメージ。小籠包という名前のコンテンツだ。