先日、大玉のスイカが届いた。

配達の方が手渡すとき、「重いですよ、ほんとに」と一言。その予想を遥かに超えて重い。その予告を軽く超えるずっしり感に、思わず
私)お、ほんとですね。
配)ね。ふふ。
玄関先で、微笑ましい(?)小さな夏のやりとり。
東京でよく見かける大玉スイカといえば、千葉・富里産。大阪にいた頃は、兵庫や奈良はもちろん、熊本や鳥取のスイカも多かった。
そして実家の仙台ではというと、それはもう山形の「尾花沢すいか」。年間の生産量は熊本、千葉に次ぐ第3位。けれど、夏の盛り、スイカシーズンの7月、8月だけなら、日本一だ。
明日8月10日(日)は全日本すいか割り選手権大会。
「すいかのしぶきを浴びろ!感じろ!」という煽り文句。この熱量、ほとばしり感がただごとではない。

尾花沢すいかの特徴は、まるっとツヤっとした姿がまず美しい。中は空洞がなく、ぎゅっと詰まっている。糖度が高く、口触りは、パキッに近いシャリっと感。
むかし、「尾花沢〜すいかっ。あまくて〜おいし〜すいかだよ〜」と独特な節がスピーカーから流れる軽トラが近所を回ってきたのを思い出す。
もっとも、子どもの頃によく食べたのは、秋田の祖父母が家族用として作っていたスイカだったけれど。
ともあれ、スイカシーズンがはじまる頃、「そうだ、ことしは尾花沢すいかを食べよう!」と予約をしていた。
届いたスイカは、もちろん割らずに美味しくいただいた。
小玉スイカも十分美味しいし、もう小玉でいいかな、と思っていたけれど、大玉を目の前にすると、ああ、これだ。夏はやっぱりスイカだね、という気分が一気に高まる。
そして尾花沢すいか、評判どおりの美味しさだった。
せっかくなので、1枚目の写真の中央奥に写る、我が家のネコにもスイカを見せてあげた。
……お気に召したらしい