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ニルヴァーナのプロセスとテクニック

Nirvanaはリアルタイムでは全く聴いたことがなかった。カート・コバーンが自殺した日に、同じ職場に就職した同期の人が興奮して喋っていた記憶が微かにあるが、そのときも有名なミュージシャンが自殺したというニュースに伴う衝撃以上のものは感じなかったように思う。ちなみにその人にはStoogesのCDを貸したりしてロック好きで意気投合していたのに、自分は同時代のロックは聴かず古いものばかり聴いていたので当時彼の感じた衝撃を共有することができなかったのだ。

随分後になって、『MTVアンプラグド』と公式のライブ盤『From the Muddy Banks of the Wishkah』のCDを買った。アンプラグドは好きで愛聴したが、ライブ盤の方は自分の好みからするとラウド過ぎてほとんど聴かなかった。一時期大量にロックのCDを中古屋に売って手放したことがあって、LED ZEPPELINのCDなどをほとんど売ってしまった(後で後悔した)のだが、なぜそのときに売らずにこれが今でも手元にあるのが不思議なほどだ。

ニルヴァーナの音楽は「パンクとヘヴィーメタルの融合」(グランジ)などと呼ばれていて、自分はパンクは好きだがヘヴィーメタルは全く受け付けない体質のため、ニルヴァーナの音楽には全身で入っていけないところがあった。

ただもちろん彼らが「本物」であることは明らかに認めざるを得ず、とりわけカート・コベインは27歳での衝撃的な死というのも相まって、モリソンやヘンドリクスのようなかつての伝説的なロッカーと同等の存在感を持つ、90年代以降で唯一のレジェンド的ミュージシャンであることには異論の余地はないと思ってはいた。

ここ数日でコベインの伝記やら記録やらを集中的に読み込むことによって、自分の中でコベインが本当に大切な存在に感じられるようになり、自分の愛する他のミュージシャンたちと同じ特別な感情を抱くようになった。

どうしてもこの世に折り合いのつけられないはみ出し者というのが人間社会には一定数存在する。そしてそういう人というのが特異な才能を発揮するということがままある。

コベインとシド・バレットが自分の中ではなんとなく被ってしまう…

そんなことを思って数年ぶりにシド・バレットを検索したら、5月に彼の映画が公開されるというニュースを知った。

www.culture-ville.jp

これも何かの必然と思うので、見に行ってみるかと思う。




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