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祭盗喪斗非虚

さいきん兵庫県知事(斎藤元彦)のことばかり記事にしているので読者の方々(まあせいぜい2,3人と思うが)は呆れ果てて読むのをやめたと思う。

自分がこの件に本格的に(?)興味を持つようになったのは今年に入ってからで、とりわけ毎週の知事定例記者会見を見て目が離せなくなったからである。

こんな人間がいるのか、と思った。もちろん政治家なんて多かれ少なかれ殺人に近いことをするくらいでないと生き延びることなどできないのは承知をしているが、そして正確にはこの斎藤元彦という人は政治家というより官僚に近いタイプの人間だと思っているが、彼の「良心を遮断している」「魂との接続を絶っている」抜け殻のような人格を丸出しにした様子を目の当たりにして、得体の知れないゾンビを目撃しているような感覚に陥ったのである。

こういう人間(?)を一つのサンプル(標本)として眺めることから目を離せなくなった。そして斎藤だけでなく、その周囲に蠢く人間たちが、まさに「闇の勢力」を具現化したような存在であり、それらに支えられている空虚な神輿である斎藤という構図がまた興味深かった。

ルドンという画家の作品に「悪魔」というのがある。

それを見たとき、本当の悪魔というのはこういう顔をしているのだ、ということが芯から腹に落ちた気がした。

悪魔とは当然ながら「偉大」ではない。人を心から感動させるようなパワーは、悪魔からではなく神から来るのである。悪というのは、どこまでも卑賎で、卑小で、醜く、さらに言えば、その醜さというのは、目をそむけたくなる腐敗した汚物のような分かりやすい「醜さ」ではなく、「凡庸そのもの」から来る醜さ、といったものである。

真の悪とは、悪事を働こうとする積極的な意志に発するのではなく、人間を真の人間たらしめる道徳的価値から自らを切り離すところから生じる。エルサレムアイヒマン参照。

斎藤が議会で口走った「私には道義的責任の意味が分からない」という言葉は、嘘でも開き直りでもなく、彼の心からの正直な叫びのようなものだと思う。

彼は会見において嘘は言っていないと思う、客観的には虚偽だとしても、主観的には彼の言葉は本心であるという意味で真実である。

いったん魂との繋がりが断ち切られたら、それを取り戻すことは二度と出来ない。だからその繋がりを断ち切ることは容易ではない。

しかし斎藤という人は、記者たちの質問に対して鉄面皮な顔を晒すたびに、着実に魂と繋がる細い糸を削り続けている。もはやそれは蜘蛛の糸ほどの極細状態にある。

彼は人間世界に戻ってこれるのだろうか?それとも永久に奈落の底に自らを叩きこんでしまうのだろうか。そのスリリングな様子から目が離せない。




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