上野でやっている田中一村展に行ってきた。
以前、ストリート・スライダーズのハリーが好きな画家と言っていたのをきっかけに自分でも画集や伝記を読んだりして、いつか実物の作品を見たいと思っていた。
奄美時代だけでなく子ども時代からの生涯にわたる作品が展示されていて相当見ごたえがあった。
やはり圧巻は奄美時代で、誰に見せる為でもなく「自分の良心を満足させるために描いた」という、孤独な執念を感じさせる。
これだけのものを描いて、生前は全く知られることなく終わったのは悲劇と言えるのかもしれない。しかし、死んで何十年も経った後に彼の悲願であった個展がこうした形で行われているのは素晴らしいことだ。
平日の昼間にもかかわらず、来場者が非常に多く、落ち着いて見られなかったのがやや残念だったが、行ってよかった。
