B-1 Paint It Black / Chris Farlowe

最近ではすっかり年寄り扱いされているクリス・ファーロウだって昔はスゴかったのだ。Colleseum(コロシアム)の「Daughter of TIme」を聴いてみよう。「歌い上げる」という表現がピッタリのボーカルスタイルをとる彼がローリング・ストーンズをやったら、こんなんになってしまいました。「Out of Time」より選曲。
B-2 Ouch! / The Rutles

カヴァーというよりパロディなんでしょうが、おもしろいから許していただきたい。
Ollie Halsall、John Halsey、Neil Innesらの錚々たるミュージシャンが、ある有名なバンドをパロりまくったアルバム「ラトルズ」はそのバンドのファンのみならずとも聴いておきたいアルバムだ。似而非の嵐。
B-3 It's My Praty / Dave Stewart & Barbara Gaskin

Egg, Kahn, Hatfield & the North, National Health, U.K., Bruffordといったバンドを流れ歩いたデイヴ・スチュワートと彼の仕事仲間バーバラ・ガスキンのユニットは数多くのカヴァーを発表しているが、これはレスリー・ゴーアの63年のヒット曲がオリジナルである。どっかで聴いたことあるでしょ?
B-4 Do You Believe In Magic ? / Susan

ラヴィン・スプーンフルの曲をテクノなSusanが歌ってます。プロデューサーは高橋幸宏。アルバム1枚カヴァー1曲主義をとる幸宏自身、これまでにビートルズ、ニール・ヤング、トッド・ラングレン、スターバック、ロキシー・ミュージックなどをやってます。アルバム「Do You Believe In Mazik」(1980年)より。
B-5 Train Kept A Rollin' / NAZZ
Lemon Tea / Sheena & the Rockets


ヤードバーズのカバーを2曲。NAZZはトッド・ラングレンがソロになる以前にやっていたバンドで、アルバム3枚を残して解散。このカヴァーは、最近Rhinoから出たベスト盤にしか入ってません。んでもって、シナロケの方はみなさんご存じでしょうから書くことないですけど、ほんとエッチですね。
B-6 Summertime Blues / Blue Cheer

オリジナルはたしかエディ・コクランで、RCサクセションではありません。カバーといえばこの曲が思い浮かぶくらい有名なカバーでデビューしたブルー・チアーですが、以後、これといったヒット曲も出ずに71年に解散してます。
B-7 Ella Guru / Captain Beefheart
Ella Guru / XTC


バンド独自の解釈を施すところにカヴァーの面白みがあることは確かですが、ビーフハートの曲の場合、そうでもないことはこのカヴァーが証明してくれます。ここまでバカ正直にコピーすることで、自らのテクニックのみならず変態性まで暴露することになるとはXTCの連中も気づかなかったようだ。
B-8 Satisfaction / Devo

言わずもがなのストーンズのカヴァーであるが、ビーフハートの後に聴くと、Devoがビーフハートの影響下にあることは明らかである。高校時代の彼らがビーフハート研究会に入っていたというのも、まんざら嘘ではないような気になる。
B-9 Day Tripper / Yellow Magic Orchestra

Devoの方法論を用いているであろうと思われるYMOの曲。オリジナルはビートルズなんですけどご存じでしょうか。YMOのカヴァーには他に、 Fire Cracker (Martin Denny), Tightn' Up (Archie Bell & the Drells) なんてのがありますので、よろしく。
B-10 Hey Bulldog / Boxer

ビートルズのカヴァーをもう1曲。 Tempest, Pattoを経た Ollie Halsallが Mike Pattと共につくったバンド Boxer によるものだが、ハッキリ言ってこっちの方がかっこいいです。
B-11 Good Vibration / Todd Rundgren

トッド・ラングレンが「Faithfull」で取り上げたアーティストは、ビーチ・ボーイズの他、ビートルズ、ボブ・ディラン、ジミ・ヘンドリクス、ヤードバーズ。彼もXTC同様変態です。
B-12 恋のダイヤル6700 '87 / 斉藤ミワ子& the Hysterics

元タンゴ・ヨーロッパの斉藤ミワ子が、フィンガー5をやってます。これに対抗できるのは近田春夫の「ブルドッグ」しかないと思うのは私だけでしょう。