以下の内容はhttps://wellwellwell.hatenablog.com/entry/2022/03/29/124601より取得しました。


No Tomorrow

京都の古書店で注文した「岡田睦作品集」(宮内書房)が届いた。詳細な年譜や、短期間同居するなど〈弟子〉として遇された方のインタビューが掲載されていて、充実の一冊。

年譜を見ると全集が編まれてもよいほど多くの小説やエッセイが残されている。

『乳房』『明日なき身』は読んだが、それ以外の単行本の復刊もしてほしいし、私小説家として再評価されてほしいと願う。

老人施設に入居してから行方が分からなくなり、生死も不明というのは小説家としてかなり珍しいのではないかと思うが、施設に入るまで、そして入ってからも書き続けたという執筆活動もまた唯一無二といえる。

高齢化社会の中で、身寄りのない老後を迎える人々も決して珍しくない時代である。

誰もが岡田睦のような作品が書けるわけではないが、これからの私小説の方向性を暗示する貴重な作品集であると思う。




以上の内容はhttps://wellwellwell.hatenablog.com/entry/2022/03/29/124601より取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14