ハチ:ようクマさん、やけに嬉しそうじゃねえか! 新年早々何をそんなにニヤついてるんだい?
クマ:まあ見てみなよこれを!(ハチにタブレット端末の画面を見せながら)元旦早々のんちゃんのこんなに艶やかな着物姿が大量に拝めるなんて、こんな幸せな新年は久しぶりだよ!
ハチ:ほうほう、公式ブログに公式ツイッター、公式インスタグラムと、新年が明けると同時に怒涛の更新じゃねえか。ずいぶん攻めてるねえ。
クマ:ファンにとっちゃあ、去年の不安な正月に比べて隔世の感があるね全く。そのまんま写真集になりそうなボリューム、開放感に溢れた多彩な表情、大正ロマン風のキメ顔など三が日ずっと見続けても見飽きないよこれは!
ハチ:「レ@ロ辞めて本当によかった」ってか?
クマ:今年こそ女優のんの完全復活があるはずだと期待が膨らむね。明日はNHK・BSの番組でナレーションの仕事がオンエアされるし、ドラマの仕事も時間の問題だと思ってる。映画の仕事も入ってくるはずだ。今日ぐらいは初夢を見て調子に乗ったっていいだろう?
ハチ:ところで、今日は昼間から一杯ひっかけながら借りてきた映画を見てたんだよ。それでえらく感動しちゃてさ。
クマ:「男はつらいよ」だろう?
ハチ:よく分かるじゃねえか! あの第一作目が、今更云うのもおかしな話だが本当に名作なんだよ。
クマ:のんちゃんが研究してる渥美清の演技がいいのは当然のこととして、登場人物の演技が全員ほんとにいい。特に、若い前田吟がさくら(倍賞千恵子)に真剣に告白する演技と、さくらが寅さんに博と結婚する決意を告げるときの演技は、日本映画有数の名シーンだね。
ハチ:笑いながら泣ける、愛しい気持ちで爆笑したり号泣したりできるという意味では、『この世界の片隅に』や『あまちゃん』にも通じるものがあるかもしれないな。
クマ:寅さん以降、なかなか出てこなかった本当のヒューマン・コメディに、二作とものん(能年玲奈)が主演しているのは決して偶然ではないと思う。彼女が渥美清を研究しているというのは、誰かに勧められたのかもしれないが、彼女にふさわしいことだし、とても鋭い観点だよ。
ハチ:正月に小泉今日子と薬師丸ひろ子が共演するコメディ・ドラマをやるんだろ?
クマ:『富士ファミリー』ね。あのドラマの仲里依紗の役はのんにやってほしいなと思った(仲さんも好きな女優さんだけどね)。NHKは去年は宮本信子も出演した『奇跡の人』という良作を作っているし、今年は「のん」を主要キャストにして、ぜひいい作品をつくってほしい。もちろん映画、それから舞台も見てみたい。
ハチ:ずいぶん云うねえ。まあ元旦くらい夢を語っても罰はあたんねえか。
クマ:もう夢じゃなくて現実だよ。とりあえず明日のナレーション番組を楽しみにするか。

