レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「仕立て屋の恋」(1989)です。

中年の仕立て屋イール(ミシェル・ブラン)は、腕は良いのだが内気で人嫌いな几帳面な男。現在の唯一の楽しみは、向かいのアパートに暮らす美しい女性アリス(サンドリーヌ・ボネール)の覗き見ることだった。そんな時、近くで女性の殺人事件が起こった。警察は、性犯罪の前科があるイールを疑うのだった…
ルイ・マル監督「アトランティック・シティ」の冒頭の様なシーンを彷彿させるこの映画、内気な内気な中年男を演じるミシェル・ブランが結構笑えます。おフランスにもこういうお人が存在するのですね。驚きましたと同時に笑えました。まあ、映画ですから何でも有りですね。
同時にアリスも恋人エミールも、又刑事も何やら皆おかしい感じで、それを真面目に演じているので、映画が進むにつれて段々と全体が見えてきますが、それでも皆さん行動が可笑しくて…
でも、一番驚くのは仕立て屋のイールさんでしょうか? こんな人ありなんでしょうかと絶句しますね。どうしてこんな行動をとるのかよく分かりません。
まあ、何となくボンヤリと判らないでもないですが、もっともっと前向きに生きて欲しいと思いますが。何も悪いことしていないのですから。まあ、映画ですから何でもありでしょうが。
と言う意外性を楽しみたい人は、この映画二重丸だと思います。そうでない方は、パスした方がよろしいかと思います。最後に、サンドリーヌ・ボネールは気品があってとても美しいですが。
このブログ作成に、DVD版を鑑賞しています。 八点鍾




