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「ステッペンウルフ」カザフスタン製のオフビートなサスペンススリラー、結構イケます…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ステッペンウルフ」(2024)です。

 

独裁政権が壊れたようなとある国、若干知的障害がある女性タマラ(アンナ・スターチェンコ)は息子がいないことに気付く。フラフラと付近を探し回る彼女がたどり着いたある警察署。が、そこに反政府武装グループが押し入り殺されそうになるが、近くにいた元刑事と言う男ブラユク(ベリック・アイツハノフ)に助けられ、二人は息子を探しに行くのだが…

映画はカザフスタンのある街を舞台にした復讐物のサスペンススリラーです。カザフスタン映画は初めてですが、この映画意外な拾い物と言う感じで結構楽しめました。

監督はアディルハン・イェルジャノフ、初めて映画を見ましたが結構な腕前で、多分にジョン・フォード、クエンティン・タランティーノ、ガイ・リッチー辺りの映画を良く見ているようで、特にタランティーノ監督がお好きではないかと思われます。

グロい描写なるべく避けており、それも好感が持てます。サウンドトラックは今風のミニマル音楽で、そういう意味でも好ましく感じました。絵作りも物語を語る手腕もなかなかの物で。

この時代、映画産業が存在しない様な処からこんな映画監督が登場するなんて、考えたこともありませんでした。結構ユーモアもあり、但し糞意地の悪いユーモアですが、ハマれば楽しめると思います。

男女の二人の登場人物もなかなか存在感があり、二人が何もない涸れたような大地をトボトボと歩く姿はあのパゾリーニ映画を思い出させますし、ガンファイトシーンは結構迫力があり、それも又美しく感じます。

映画を見ていて、例えばですよ、あるプロデューサーが、アンタ、次の「エイリアン」監督して見ないと声をかけて、やらせてみせるとまずまずの作品をこなしてしまうのではないのかと思うぐらいの感じを私は持ちましたが。これはちょっとほめ過ぎかな…

と言う映画です。どこかで映画を見かけたら鑑賞して見て下さい。

このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。             八点鍾

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                               海外版 予告編







 

 

 

 

 




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