レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「とらわれて夏」(2013)です。

1987年アメリカ東部の小さな町。そこに鬱病のアデル(ケイト・ウィンスレット)と13歳の息子ヘンリーがひっそりと暮らしていた。そんな時、近くの刑務所から盲腸炎手術時に脱獄したフランク(ジョシュ・ブローリン)が迷い込む。精神を病んでいたアデルだが、フランクの飾らない人柄に惹かれるのだが…
ラブロマンス映画の亜流と思って購入、ずっーと棚に置き去り状態でした。ラブロマンス物と思って鑑賞しましたが、意外や意外に良く出来たサスペンス映画でした。
但し、中盤からはヘンリーから見たアデルとフランクの恋愛シーンが続きます。やがてヘンリーが女友達と会い、その女友達から色々と意見されるシーンがハードボイルドというか何というか面白くて。
彼女曰く「フランク、あなたは邪魔者扱いされ、そして捨てられるわ」と。
米国家庭事情などこれっぽちも知らない日本の映画ファン、八点鍾はとても驚きました。米国とはこういう社会なんだと。自分の幸せが第一、たとえ相手が、自分の子供であっても自分の幸せが第一という社会、それが当たり前の社会だと。
半分冗談かなと思い、映画の進行を凝視していると、フランクは彼女の言葉を自分なりに理解して、対応を講じ始めるのです。この辺りがとても興味深かった。こういう映画は初めてですね。
勿論、こういう映画なので血で血を洗う様な週末にはなりませんが、やはり少し味わいの違うラストに落ち着き、結構勉強になりました。すこし、味わいが違う13歳の息子から見た脱獄犯サスペンス映画ですが、結構勉強になりました。
こういう社会だから、やたら大人びた子供がいるのですね、米国には。やがて、日本もこのような社会になるのかもしれません。
このブログ作成にBD版を鑑賞しています。 八点鍾




