レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「フランケンシュタイン」(2025)です。

19世紀の英国。ビクター・フランケンシュタイン男爵(オスカー・アイザック)は、呪われた家系であった。母は弟ウィリアムを出産して亡くなり、著名な外科医である父もまもなく亡くなっており、ビクターは傲慢な外科医に成長した。彼の夢は死を乗り越えること、死者を蘇らせることだった…
メアリー・シェリーの「フランケンシュタイン」をかなり忠実に映画化した作品です。が、監督が「パンズ・ラビリンス」「クリムゾン・ピーク」で名を挙げたギレルモ・デル・トロなのでなかなか良く出来ていると思います。
この「フランケンシュタイン」ですが、ケネス・ブラナーが1994年に映画化した作品もありますが、私はデル・トロ版を押します。ブラナー版はロバート・デ・ニーロがクリーチャーを演じましたが、原作に忠実なのは良いのですがホラー味が希薄だった様に記憶しています。
対して、この映画、まずまず原作に忠実であり且つホラー味もたっぷりと盛ってくれているので、私は結構楽しく鑑賞出来ました。但し、若干グロいのが気になりましたが、題材が題材なのでこれは仕方ありませんね。
冒頭の北極でクリーチャーとの対決から始まり、武器商人ヘンリッヒから岬にある塔の様な実験棟を貰い、淡々と死体を集め切り刻み組み立て上げる?辺りから出力全開と言う感じで、若干グロいので少々驚きましたが。全体にあの「クリムゾン・ピーク」のような感じで…と言う作品です。
だから、実験塔の内部の造形、雷を利用して死体に電気ショックを与える辺りの描写等サスペンスもたっぷりで結構良く出来ています。見ごたえもたっぷりと言って良いでしょう。うーん、美しくはありませんが楽しめます。
こってりとしたホラー映画が大好き、又は見たいという方には、お薦めの映画だと思います。 少しグロいですが。 八点鍾





アレクサンドル・デスプラ作曲でなかなか良いスコア