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「美しき冒険旅行」10代の少女とその弟、そしてアボリジニの青年が体験する通過儀礼…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「美しき冒険旅行」(1971)です。

 

シドニーの高層マンションに住んでいる父親と少女(ジェニー・アガター)、弟は、ある日三人で沙漠にドライブに出掛けた。楽しい昼食を取る筈だったが、突然父はリボルバー銃を取り出し子供達を狙い、やがて自殺した。少女は弟を連れて水を求めて彷徨い歩く。そんな時、アボリジニ族の"通過儀礼"の旅を行っている青年に会い、彼から沙漠でのサバイバル術を教えてもらうのだが…

特異な映画監督と言って良いニコラス・ローグの監督第二作です。撮影監督出身なので沙漠の描写、朽ちた白人住宅跡等なかなか魅せてくれます。

個人的にはもっと軽い青春映画の様な物と思って鑑賞しましたが、内容は意外に重い内容で少しばかり驚きました。沙漠でサバイバルするには何をしなくてはいけないか、アボリジニの青年に助けてもらう少女と弟は、やはり食物連鎖の頂点に達しないとサバイバル出来ないこと、途中で出会う白人ハンターの情け無用な銃による水牛の殺戮等決して楽しい映画ではありません。

サバイバル、生き残るにはそれなりの覚悟がいること等勉強になりますし、なかなか良いショットもあります。さすがローグ監督です。うーん、美しいです。

どちらかと言えば、「赤い影」とか「ジェラシー」の方が私の好みですが、この映画もなかなか捨てがたいと思います。

 

このブログ作成にBD版を鑑賞しています。              八点鍾

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   映画音楽はあのジョン・バリーが担当しています。



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