レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「男と女の詩」(1973)です。

シモン(リノ・ヴァンチュラ)はカンヌの宝石店に叩きに入り失敗し、警察に逮捕された。収監されて6年目73年の大晦日、特赦としてシモンは釈放された。が、それは警察の罠で彼には尾行がついていた。シモンは一緒に叩きに入ったシャルロ、彼は宝石を持って逃げることに成功した、と連絡を取り分け前を貰いブラジルへ逃亡するはずだった。が彼は、あのフランソワーズ(フランソワーズ・ファビアン)に電話するのだった…
その昔、ある小屋(映画館の事)で何気なく見たら、結構楽しい映画だった。勿論、クロード・ルルーシュ監督の事は知っていましたが、特にお気に入りの監督ではなかったので。
最近あのトランティニャン主演「流れ者」を見た時、おおっ結構イケるサスペンススリラーじゃないかと、この作品の事が頭に浮かび、もう一度見てみたいなと思っていたら、なんと4kリマスター版で劇場公開されているというので早速見に行きました。
第一印象は嬉しかった、もう見れない映画だと思っていたので。勿論かってはLD盤を持っていましたが、プレイヤーも壊れてみることが出来ない状態だったので。
又、ヴァンチュラが物凄いメークと言うより変装して富裕老人に扮して宝石店に押し入るサスペンス、ほぼワンカットの長回しでなかなか見せてくれます。所有車はメルセデス 600で後部シートにゆったりと腰かけて。うーん、美しいです。
冒頭にチラリと登場するミレイユ・マチューが歌う「La bonne année」もなかなか良い雰囲気で…
やはり、ルルーシュ監督なのでノワールサスペンス味というより、シモンとフランソワーズのラブロマンス味がちょっと強い感じが驚きでしたが、とても素敵でした。
次は、カトリーヌ・ドヌーブとジャック・デュトロン主演「夢追い」、フランスからNYへ逃亡するノワールサスペンスですが、もう一度今回の様に再映して欲しいな…
八点鍾





